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黒金の竜の呼び声に答えるように、【銀河眼の光子竜】が現れる。
☆8【銀河眼の光子竜】ATK3000
「いきなりこれか。 中々やるやん自分」
「俺はカードを2枚伏せてエンド」
カグラの称賛を無視し、アルデスはターンを終えた。
アルデス:LP4000 手札2
カグラ:LP4000 手札5
「よっし、俺のターンや!」
勢いよくドローするカグラをアルデスは見詰めていた。
まるで品定めでもするかのように。
(異世界のデュエリスト……どれほどの実力だ?)
「そっちも本気みたいやし、こっちも出し惜しみは無しや! 【大嵐】!」
フィールドに嵐が吹き荒れ、アルデスのカードを根こそぎ吹き飛ばす。
攻撃反応型の罠が破壊される。
「ヒュー危ない危ない。 よし、フィールドにモンスターがおらへんから【フォトン・スラッシャー】特殊召喚。 さらに【フォトン・クラッシャー】召喚」
カグラのフィールドに次々と現れる光輝く戦士達。
☆4【フォトン・スラッシャー】ATK2100
☆4【フォトン・クラッシャー】ATK2000
「攻撃力が2000を超えているモンスターが2体……まさか!?」
「そのまさかや! 行くで相棒!」
――銀河創造の雄叫びを上げよ!
「【銀河眼の光子竜】!」
2体のモンスターを犠牲に顕れたのは、アルデスと同じ光の竜。
カグラのエースモンスター。
☆8【銀河眼の光子竜】ATK3000
(ドラゴン族サポートも使わずに銀河眼を1ターンで出してくるとはな)
「うっし、バトルや! レダメに攻撃“破滅のフォトン・ストリーム”!」
膨大な量の光の束は、黒金の竜を包み込み、破壊する。
アルデス:LP3800
「くっ、ダークネスメタル……」
「これで邪魔もんはおらんようなったな! どっちが真の銀河眼使いか思い知らせたるわ!」
アルデスのデッキはドラゴン族であり、銀河眼を主としたデッキではないのだが。
(面白くなってきたな)
「そして俺は【銀河の煌めき】発動や。 俺の場に銀河眼がいるとき、フィールドの光属性モンスターの数だけドローする! フィールドには俺とお前の銀河眼。 2枚ドローや!」
カグラは銀河眼を召喚するために消費した手札を補充する。
「カード、2枚セットでエンドや!」
アルデス:LP3800 手札2
カグラ:LP4000 手札1
「俺のターン、ドロー」
アルデスはカードをドローすると、モンスターを召喚する。
「俺は【竜明王―ヴァジュラ】を召喚し、効果によりデッキからレベル8の【竜明王―クーベラ】を墓地に送る」
憤怒の表情を浮かべる竜明王が出現し、墓地へと黄金の竜明王を墓地へと送った。
☆4【竜明王―ヴァジュラ】ATK2000
「そして墓地へ送ったモンスターのレベル以下のモンスターを手札から特殊召喚する。 現れろ【竜明王―バジリス】」
ヴァジュラに導かれたのは、頭に王冠のような模様がついた蛇のような竜だった。
☆6【竜明王―バジリス】ATK2400
「バジリスが特殊召喚したことにより、俺はカードを1枚ドローする」
「お、なんや強そうな竜がぎょうさん出てきおったわ」
「フンッ、バトルだ。 行け銀河眼“破滅のフォトンストリーム”!」
アルデスの銀河眼は、途方もない熱量の光線を同族に向かって放った。
(まあ、奴がどう出るかは考えなくても分かるが)
「知っとるやろうが、銀河眼の効果でお互いを除外する“ギャラクシカル・アウト”!」
その瞬間、2体の光竜の姿は無かった。
次元を越える強大な力が発動したのだ。
「これで、お前を守る僕は居ない、終わりだ」
「おっと!? それはごめんやわ罠【銀河の流れ】を発動。 光属性が除外されたとき、除外された奴と同名のモンスターを特殊召喚するで!」
「同名だと!?」
「せや! 来いや2体目の【銀河眼の光子竜】!」
攻撃体勢に入ろうとしていた竜明王達の前に、燦々と輝く光竜が顕れた。
☆8【銀河眼の光子竜】ATK3000
「何故2枚持っている!?」
銀河眼は数ある異世界でも希少なカードだ。
アルデスの持つ銀河眼も『全ての始まりの竜』の復活の鍵になっていたり、貴重な役割を担うほどに。
「真木波君に5連敗してから、銀河眼の能力に気付いて、次元越えた世界から奪ったんや」
さも当たり前のように言うカグラ。
「奪った……だと?」
「当たり前やがな。 俺を誰やと思ってんねん。 怪盗のカグラ様や。 奪うのが仕事なんやで」
胸を張るカグラに、アルデスはため息を吐いた。
(これはまた厄介な奴に渡ってしまったな)
☆8【銀河眼の光子竜】ATK3000
「いきなりこれか。 中々やるやん自分」
「俺はカードを2枚伏せてエンド」
カグラの称賛を無視し、アルデスはターンを終えた。
アルデス:LP4000 手札2
カグラ:LP4000 手札5
「よっし、俺のターンや!」
勢いよくドローするカグラをアルデスは見詰めていた。
まるで品定めでもするかのように。
(異世界のデュエリスト……どれほどの実力だ?)
「そっちも本気みたいやし、こっちも出し惜しみは無しや! 【大嵐】!」
フィールドに嵐が吹き荒れ、アルデスのカードを根こそぎ吹き飛ばす。
攻撃反応型の罠が破壊される。
「ヒュー危ない危ない。 よし、フィールドにモンスターがおらへんから【フォトン・スラッシャー】特殊召喚。 さらに【フォトン・クラッシャー】召喚」
カグラのフィールドに次々と現れる光輝く戦士達。
☆4【フォトン・スラッシャー】ATK2100
☆4【フォトン・クラッシャー】ATK2000
「攻撃力が2000を超えているモンスターが2体……まさか!?」
「そのまさかや! 行くで相棒!」
――銀河創造の雄叫びを上げよ!
「【銀河眼の光子竜】!」
2体のモンスターを犠牲に顕れたのは、アルデスと同じ光の竜。
カグラのエースモンスター。
☆8【銀河眼の光子竜】ATK3000
(ドラゴン族サポートも使わずに銀河眼を1ターンで出してくるとはな)
「うっし、バトルや! レダメに攻撃“破滅のフォトン・ストリーム”!」
膨大な量の光の束は、黒金の竜を包み込み、破壊する。
アルデス:LP3800
「くっ、ダークネスメタル……」
「これで邪魔もんはおらんようなったな! どっちが真の銀河眼使いか思い知らせたるわ!」
アルデスのデッキはドラゴン族であり、銀河眼を主としたデッキではないのだが。
(面白くなってきたな)
「そして俺は【銀河の煌めき】発動や。 俺の場に銀河眼がいるとき、フィールドの光属性モンスターの数だけドローする! フィールドには俺とお前の銀河眼。 2枚ドローや!」
カグラは銀河眼を召喚するために消費した手札を補充する。
「カード、2枚セットでエンドや!」
アルデス:LP3800 手札2
カグラ:LP4000 手札1
「俺のターン、ドロー」
アルデスはカードをドローすると、モンスターを召喚する。
「俺は【竜明王―ヴァジュラ】を召喚し、効果によりデッキからレベル8の【竜明王―クーベラ】を墓地に送る」
憤怒の表情を浮かべる竜明王が出現し、墓地へと黄金の竜明王を墓地へと送った。
☆4【竜明王―ヴァジュラ】ATK2000
「そして墓地へ送ったモンスターのレベル以下のモンスターを手札から特殊召喚する。 現れろ【竜明王―バジリス】」
ヴァジュラに導かれたのは、頭に王冠のような模様がついた蛇のような竜だった。
☆6【竜明王―バジリス】ATK2400
「バジリスが特殊召喚したことにより、俺はカードを1枚ドローする」
「お、なんや強そうな竜がぎょうさん出てきおったわ」
「フンッ、バトルだ。 行け銀河眼“破滅のフォトンストリーム”!」
アルデスの銀河眼は、途方もない熱量の光線を同族に向かって放った。
(まあ、奴がどう出るかは考えなくても分かるが)
「知っとるやろうが、銀河眼の効果でお互いを除外する“ギャラクシカル・アウト”!」
その瞬間、2体の光竜の姿は無かった。
次元を越える強大な力が発動したのだ。
「これで、お前を守る僕は居ない、終わりだ」
「おっと!? それはごめんやわ罠【銀河の流れ】を発動。 光属性が除外されたとき、除外された奴と同名のモンスターを特殊召喚するで!」
「同名だと!?」
「せや! 来いや2体目の【銀河眼の光子竜】!」
攻撃体勢に入ろうとしていた竜明王達の前に、燦々と輝く光竜が顕れた。
☆8【銀河眼の光子竜】ATK3000
「何故2枚持っている!?」
銀河眼は数ある異世界でも希少なカードだ。
アルデスの持つ銀河眼も『全ての始まりの竜』の復活の鍵になっていたり、貴重な役割を担うほどに。
「真木波君に5連敗してから、銀河眼の能力に気付いて、次元越えた世界から奪ったんや」
さも当たり前のように言うカグラ。
「奪った……だと?」
「当たり前やがな。 俺を誰やと思ってんねん。 怪盗のカグラ様や。 奪うのが仕事なんやで」
胸を張るカグラに、アルデスはため息を吐いた。
(これはまた厄介な奴に渡ってしまったな)
更新日:2014-09-28 23:03:43