- 8 / 421 ページ
2
「尖ちゃん!こっちこっち!」
「…デカい声で呼ぶな。」
駅近くの喫茶店に
俺は従姉の巴に呼び出された。
松本巴。
父親方の従姉で,今年26だっけ?
茶髪に巻き髪,派手な化粧
まだまだ寒いっつーのに
短いスカート。
典型的なイマドキの女。
巴の正面にはスーツ姿の30歳位の
眼鏡を掛けた男がいた。
俺は巴の隣に座った。
接客に来た店員に
アイスコーヒーを頼んでいると
待ちきれないと言わんばかりに
巴が言った。
「尖ちゃん!大きな仕事よ!
この方,●●社の方なんだけど
新創刊される雑誌に
尖ちゃんに専属モデルを
お願いしたいって!」
目を輝かせて巴が言った。
「…専属?」
相反して俺は眉を顰めた。
「…デカい声で呼ぶな。」
駅近くの喫茶店に
俺は従姉の巴に呼び出された。
松本巴。
父親方の従姉で,今年26だっけ?
茶髪に巻き髪,派手な化粧
まだまだ寒いっつーのに
短いスカート。
典型的なイマドキの女。
巴の正面にはスーツ姿の30歳位の
眼鏡を掛けた男がいた。
俺は巴の隣に座った。
接客に来た店員に
アイスコーヒーを頼んでいると
待ちきれないと言わんばかりに
巴が言った。
「尖ちゃん!大きな仕事よ!
この方,●●社の方なんだけど
新創刊される雑誌に
尖ちゃんに専属モデルを
お願いしたいって!」
目を輝かせて巴が言った。
「…専属?」
相反して俺は眉を顰めた。
更新日:2011-10-25 20:35:32