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<僕とあいつのエッチな秘密>

挿絵 640*423




僕は14歳、中学2年生です。
成績はあんまりかんばしくありません、部活動もやってません、帰宅部なんです。
僕の家は、通ってる中学と隣の中学と境目になります。
一番外れの地区になるんです、よって通学時間は徒歩で40分はかかります。
同学年でこの地区に住んでるのは僕だけなんです、毎朝一人で通学してました。

20分程歩いた、家と学校との中間点に宅地造成した住宅地があります。
この場所に同じクラスの同級生が一人住んでました。
住んでますが一緒に通学はしてません・・・何故ってあんまり好きなタイプじゃなかったからです。
中学入学と同時に引っ越してきた<あいつ>は、どちらかと言うと嫌いなタイプでした。
何か中性的な感じがするんです、運動神経は限りなくゼロに近いと思われます。
筋肉が全くなくて、女性のように丸みを帯びた体型なんです。
決して太ってはいませんが、何か女性のようなキレイな肌をしていて、男性体型じゃないんですよね。
身長はそれなりに大きいです、僕よりも一回り大きい感じかな。

背が低く痩せ型体型の僕は、それがすごくコンプレックスだったんです。
だから<あいつ>に対してのひがみも多少あったのは事実です。
<あんな中性的でひ弱な<あいつ>よりも僕の方が小さい・・・>、そんな想いはかなりあったと思います。
そんな訳で<あいつ>とは親しくなる気もなかったし、もちろん一緒に通学する気もなかったです。
その日も<あいつ>の家の前を素通りして、学校に向かって急いで歩いてました。

「おはよう!」、後ろから大きな声で挨拶され振り向くと・・・何と<あいつ>が笑顔でこちらに歩いてくるではありませんか。
<迷惑なんだけど・・・>、内心思いつつもムシする訳にもいきません、軽く挨拶して歩き始めました。

「この道が通学路だったんだね^^;」
「同じだし明日から一緒に通学しようよ♪」

<あいつ>は慣れ慣れしく僕に話し掛けてきました。
<迷惑なんだけど・・・>、再度思いつつも断る事って出来ませんよね・・・><
テキトーに返事してその日は一緒に学校に行きました。

翌日・・・いつものように学校に向かって歩いてました。
<あいつ>の家まで来ると・・・何と<あいつ>がしっかりと待っててくれたんです。
<あちゃぁ~~~・・・先に行けばいいのに・・・>、内心思いつつも一応挨拶してまたもや一緒に通学です。

結局・・・その日依頼、僕は毎朝<あいつ>と一緒に通学する事になるんです。
下手すると帰りも一緒に帰宅に誘われちゃうんです。
<ほっといてくれ!!>って勢いですが、やっぱりムゲに断る事も出来ません。
誘われるがままに帰宅も一緒にしてました。

でもね、何て言うのかな・・・話してみると意外に楽しい奴でしたよ^^;
マンガ大好きって趣味も一致したしね、<それなりに<あいつ>はいい奴かも・・・>そんな風に感じたのも事実だったかな。

僕と<あいつ>の出会いってのはこんな感じでした。
一緒に通学し帰宅する事で、僕と<あいつ>の距離は一気に縮まった・・・そんな気がします^^;






更新日:2015-06-28 15:27:27

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