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ホクサイマチス、砂崎枕流さんの小説

  • 漱石の七不思議を漱石俳句・詩から解明 (砂崎枕流ー笹崎達夫)

    • 文学・人文,エッセイ
    • 連載中
    • 96P
    • 閲覧数182

     漱石の生涯と創作活動において、いくつかの不可解な点(七不思議)が挙げられる。これらについて自称「漱石の弟子」の砂崎枕流が、古今東西の漱石研究家が書き上げて来た書物を横目に、オリジナルな見解を述べることにする。砂崎枕流の日頃の独り言は「素人の意見・見解が最も本質をついているものだ」である。
     
     漱石の2500余の俳句は漱石の生涯を記録したメモリーチップである。この中にあるあまたのデータは見渡した景色、それを元に考えたこと、または先人の智慧・作品または自分の思想をユーモアを持って脚色した俳句である。これらは小説とは異なって内心を比較的正直に記述している。これらを解読し、組み合わせることで漱石の全体像が浮かび上がる。
     漱石の俳句は隠語、暗号を用いて簡単には判読できないようにしてあった。そうであるから赤裸々に漱石を俳句の中に表現している。だがそれを突破する解読はかなりが進行している。
     
     漱石の小説は濃厚でユーモアがあって面白いが、俳句から見えてくる漱石像は更に面白い。

      ところで「漱石の七不思議」とは何であるか。
    1. 英国に留学したのに帰国後英文学教師の仕事が嫌になった。その訳は。
    2.漱石の神経衰弱はいつからなのか。楠緒子は無関係なのか。
    3. 漱石は魂の存在を認めていたのか。自身の臨死体験とは。
    4.大塚楠緒子と保治と漱石の三角関係は何故隠されたのか。
    5. 寅彦に言った「俳句はレトリックの煎じ詰めたものである。扇のかなめのような集注点を指摘し描写して、それから放散する連想の世界を暗示するものである」とは。
    6.漱石は俳句で身を立てようとしたことがあったのか。
    7. 漱石の弟子たちを世話した妻の鏡子の評判が悪かった訳
     
    *表紙画はホクサイマチス作の「漱石とマドンナたち」
    *著者紹介: 1949年(昭和24年)生まれ。53歳で退社し、技術事務所を開設(技術士、コンサル)。画号はホクサイマチス、俳号は砂崎枕流

  • 漱石の七不思議を漱石俳句・詩から解明 (砂崎枕流ー笹崎達夫)
  • 砂崎枕流のクス・ニタ俳句ーーー544句

    • 文学・人文,エッセイ
    • 連載中
    • 115P
    • 閲覧数359

     今のストレス社会と今後始まる超AI社会を乗り切るためには、そしてそれらを楽しんでしまうためにはユーモアと遊びに満ちた「クス・ニタ俳句」が必須アイテムになります。体の免疫を高める効果があるとされる「微笑み顔」は脳内にある快感のニューロンを活動させるため、豊かな気分になります。臨床療法の世界(「脳はこんなに悩ましい」池谷裕二・中村うさぎ共著)では、ゲラゲラと笑う大笑いより穏やかな笑いが効果を発揮することを明らかにしています。

     砂崎枕流は27年前の1991年からフェスタ俳歌(ユーモア俳句に解説的な小話をつけて理解が進むようにした短文詩)を始めていました。このサイトでは、前書きにかわる少し長めの後書きを添えた「クス・ニタ俳句」として紹介します。
     夏目漱石(金之助)、辻貨物船(征夫)、小沢変哲(昭一)、谷川俊水(俊太郎)それに晩年の芭蕉をこよなく愛する砂崎枕流が、微笑み顔を作る効果のある自作のクス・ニタ俳句をお届けします。     

     〜〜俳句と絵画:砂崎枕流(笹崎達夫)〜〜(作者の似顔絵:REIKO)

  • 砂崎枕流のクス・ニタ俳句ーーー544句
  • AI時代を生き抜く思考:面白「百人五百句」の面白解釈

    • 文学・人文
    • 連載中
    • 243P
    • 閲覧数457

     すでにAI時代に突入している今、人間性を重要視する思考が活発になっている。人間らしく生きる際のキーワードは、ユニークさ、面白さ、遊び感覚である。これらはここに登場する面白俳句群に満載である。
     人間智に追いつき、追い越そうとしている頭脳機械にできないことの一つは、知的に笑うことの楽しさを実感することである。

     江戸期から現代までの中で、著名俳人、市井の俳人が作った俳句の中から人生の伴侶として面白くてためになると思われる「デリシャス&アトラクティヴ」俳句を500句ほど抽出した。これらはみな、クスッと笑える俳句、少し考えてから笑える俳句であり、この抽出作業は非常にワクワクするものであった。面白い絵画を制作している画家ホクサイマチスがこれらを紹介する。

     これらの俳人の中で一茶、蕪村、漱石、万太郎はもちろん光る存在だ。意外な人として存在するのは晩年の芭蕉。そして目立つのは詩人たちである。発想、視点がとにかくユニークなのだ。短歌の俵万智も彼女らしい面白い俳句を作っている。詩人ではないが変哲(小沢昭一)も川崎展宏も面白い。

     俳句の専門家、批評家は俳句が出来た時代背景や作者の経歴、俳句の特徴を解説はするが、解釈については触れたがらない。読み人が勝手に解釈して自由に楽しむのが俳句なのだと言い訳して。だが画家のホクサイマチス(笹崎達夫)は、魅力のある面白い句を解釈してその面白さを公表してきた。
     ここでは発掘した「おもしろ俳句」について独自の解釈をしている。ときに作者が隠したがっている本意本音に迫りながら解釈している。

     さあ、俳句の王国である『ディズニー・ユニバーサル・ハウステンボス』に案内します。この道中では、所々にホクサイマチスが作った『おもしろ絵画』が登場します。さあ、楽しんで行ってらっしゃい!(表紙人は車が大好きな、『ミスター・俳句ワールド』)    *敬称略*

     俳句数:574句 (登場する俳人:「詠み人知らず」の4人を含む192人)

  • AI時代を生き抜く思考:面白「百人五百句」の面白解釈
  • 辻征夫(貨物船)の全俳句と俳諧詩(一部)の解釈

    • 文学・人文,エッセイ
    • 完結
    • 125P
    • 閲覧数385

     夏目漱石のユーモア俳句を継承する俳人の代表格の一人が辻征夫である。辻の俳号は銀河鉄道でもなく、ジェット機でもなく、貨物船である。スピードと豪華さを競う世の中にあって、大洋をゆっくり眺めながら進む錆の浮き出た船である。面白い俳句を味わいたい読者には、貨物船の旅をお勧めする。

     日本の詩壇に危機を感じ取った詩人12人が集まって、面白俳句に挑戦する中で詩に刺激を与えらえるようにと、余白会を作り活動した。このグループには詩人の谷川俊太郎氏もいたが最もユニークであったのは貨物船だと思う。そのユニークさの余り、仲間からもあまり理解されなかったくらいだが、谷川俊太郎氏は違っていた。
     辻は面白い俳句と詩を融合した俳諧詩を発明した。この発明品をまとめたものが1996年に出した「俳諧辻詩集」である。この詩集は同年、現代詩花椿賞と萩原朔太郎賞をダブルで受賞した。その後も面白い俳句を作り続けたが、1999年に難病を発症して60歳で他界した。

     詩人貨物船が生涯に作った俳句238句にはユーモアと哀愁があふれている。同じ面白さを絵画で追求している画家のホクサイマチス(笹崎達夫)がこれらを解釈しながら紹介する。

  • 辻征夫(貨物船)の全俳句と俳諧詩(一部)の解釈
  • 漱石文学を支え続けた漱石俳句

    • 文学・人文,エッセイ
    • 完結
    • 13P
    • 閲覧数333

     夏目漱石の初期の小説は面白く、ユーモアに満ちています。そして後期の小説は人に生き方を考えさせる小説として評価が高く、ともに多くの人に長く愛読されています。これに対して、漱石の作家人生の初期にたくさん作っていた俳句はあまり評価されていません。これらの初期の俳句は、独自色を出しながらも正岡子規と共同歩調で作っていたものでした。漱石の中期と後期の俳句は、漱石の好みと考えに基づくものでした。
     これらの俳句は現代まで続く俳壇の主流である風景主義、観察主義に立脚する俳句からは遠いものです。しかし、漱石の俳句は「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」、「草枕」と同じように読めば良いし、そうする事で漱石の俳句を楽しめます。

     漱石が身につけた物事に対する楽しみ方と面白がり方、および美的感覚の土台は俳句で身につけたものだと言っています。そして、小説を書き続ける際の基準になっていると語っています。このような鑑賞力、判断力が漱石の小説を書く力・自信になっているのです。
     外国文学のエッセンスを理解して吸収する際にも、日本人としてまた個人としての感覚の土台、基準がないとよろしくない、自分の判断力を持ち合わせないとうまくいかないと言います。漱石にこれができたのは、俳句のおかげだとしています。独自の日本文学の世界を作り続けられたのも、俳句をマスターしたからだと言っています。

     漱石の俳句観を画家のホクサイマチスがまとめてみました。AI時代にこそ光を放つ漱石俳句をともに考えてみよう。面白くてレトリックに富む漱石俳句はいつの時代になっても生き続け、200年経っても輝き続けると考えます。漱石文学のように。
     現代は高度に成長したAIが作家の小説の評価を行い、自ら小説を書いてしまう時代である。そして創作された小説はそこそこ面白いという。俳句も写実俳句であれば簡単にAIに凌駕されてしまうであろう。このレポートの最後に記述している池上彰氏の文章が参考になる。

  • 漱石文学を支え続けた漱石俳句
  • 夏目漱石の『落語より面白い俳句』628句の解釈

    • 文学・人文,エッセイ
    • 連載中
    • 362P
    • 閲覧数705

     夏目漱石の初期の小説は面白く、ユーモアに満ちていることで、現代でも多くの人に愛読されています。しかし、同じ時期にたくさん作っていた俳句はあまり評価されていません。当時の俳句の師であった正岡子規は彼の俳句を面白いとして創作を鼓舞していました。

     漱石の俳句は「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」と同じように写実主義に囚われずに読めば良いし、そうする事で漱石の俳句文学が楽しめます。

     漱石の俳句観と人生観、および漱石の俳句の面白さを、絵画において同じく面白さを追求する画家のホクサイマチスが1000句を目標に順次追加して行きます。すでに知られている漱石俳句を自由な独自解釈によって紹介します。作った時の漱石に成り切って解釈します。

     漱石は自分の俳句は小説と同様に百年後に残る俳句であると思って作っていたはずで、超AI時代に向かっている今こそ光り輝くものと確信しています。

     小説「草枕」は俳句小説と言われていますが、漱石の人生を面白く、かつ正直に描いた俳句群は一つの小説を構成するものと思います。

     漱石は若い時の行動を暗号のようにして俳句に記録しています。この謎を解くことも漱石俳句の解釈の醍醐味になっています。特に独身最後の松山時代の俳句は、正岡子規にあてたもので赤裸々な内容の俳句になっています。世の評論家は下記の同時作の解釈を避けていますが、これらを読み解くことは漱石の正直な気持ちを考える契機になると思います。

     181.恋猫や主人は心地例ならず
     277. ちとやすめ張子の虎も春の雨
     412. 煩悩は百八つ減って今朝の春
     485ーA 若草や水の滴る蜆籠
     370ーB  春の雨鶯も来よ夜着の中


  • 夏目漱石の『落語より面白い俳句』628句の解釈