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間々田陽紀さんの小説

  • ★【93】ミニシアターより愛を込めて(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数36

     映画専門学校を出て自主映画制作に没頭していた剛志だったが、28歳になっていた今は映画制作への夢は破れ映画関係の雑誌に記事を書いているフリーの雑誌記者になっていた。

    そんな剛志は小樽での昔名のある映画監督であった小野山への取材の仕事を請け負う。小野山は映画監督として名実とも絶頂期に一線から身を引いていた。小野山が映画専門学校で講師として若者たちに映画作りの素晴らしさを教えていた。

    剛志は通っていたその映画専門学校で小野山の授業を受けていた。今回その小野山が小樽でミニシアターをやり始めるといったニュースが入ってきたのでそれを取材するのが剛志の任された仕事だった。

    剛志が小樽に着き小野山と面談した時に、剛志の同級生だったかもしれない亜沙美がこの街で喫茶店をやっていることを教えられる。剛志は8年振りに亜沙美と再会した。

    剛志と亜沙美は映画専門学校の同級生で、剛志は亜沙美のアパートに転がり込んで、自主映画創りに没頭していた。そんな剛志を支えながら亜沙美は亜沙美で映画評論に夢中になっていた。

    映画専門学校卒業後2人は其々の夢に向かって進んでいくはずだったが、突然亜沙美は故郷に帰ると言い出して剛志を残して東京から姿を消した。実は亜沙美を独りで育ててくれた母親が倒れたのだった。

    剛志は勝手に亜沙美には故郷に結婚を考えている男性(ひと)がいると思い込み、亜沙美は故郷に帰っていくという亜沙美に何の言葉を投げ掛けない剛志に失望感だけを抱くこととなった。

    取材も終わった頃に剛志は小野山からミニシアターで働くことを提案される。独り暮らしになっていた亜沙美は、自分の家に住むことを剛志に勧める。

    剛志は小野山のもとで自主映画担当のスタッフとして活動し始める。ところが半年後剛志はまた自主映画を撮りたいと思い始める。

    剛志が最終的に選んだ道とは・・・・・?

    又、そんな剛志に亜沙美が示した想いとは・・・・・?

  • ★【93】ミニシアターより愛を込めて(原稿用紙100枚)
  • ★【92】2度目のチャイルドフッドフレンド(原稿100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数167

     ミュージシャンとして全てにおいて閉塞感の中にあった32歳の宏太は、ある日父親から呼び出しを受ける。いつまでミュージシャンをやっているつもりか、田舎の祖父母の世話をしたいので家を宏太に譲るつもりだが会計事務所を継ぐかどうか宏太は父親からその場で結論を求められた。

    宏太は設計事務所は継がないことを両親に伝えに行くが、実家に行くその前に大学を出て10年ぶりに隣のカフェに寄った。その場で市役所に勤務しているはずだった幼なじみの夏海と再会した。

    宏太は父親が他界して母親も倒れたので夏海がカフェを継いでいることを知る。両親の事情で市役所を辞めてまで小さなカフェなど継いでいる夏海の気持ちが宏太は理解できなかった。

    ある日宏太がバイク事故を引き起こし入院した。宏太の両親は田舎の両親の面倒を看ていたので入院している宏太を、何と夏海が介抱してくれた。

    左手を損傷した宏太は怪我でバンド活動が出来なくなる。元通り指が動くか保証はなかった宏太は、バンド解散を事務所から告げられる。メンバーたちは事務所の裏方の仕事に変わることを受け入れたが、宏太はその申し出を断り事務所を去ることに決めた。

    以前から体調を崩していた夏海の母親が死ぬ。独りきりになった夏海のことが気になる宏太だった。

    宏太は夏海が一人ぼっちになってしまったことで自分が家に戻ることを決意する。夏海のためだけの人生も悪くないと考えるが、同情を嫌がる夏海の存在と、やることが見つからないから取り敢えず逃げ込んでくる宏太の姿を受け入れない夏海、2人の気持ちはすれ違う。

    夏海は父親が遺してくれたレコードに魅せられていたので中古レコードショップを始めることを考える。そのためにカフェを売却して街を出ていく夏海。

    突然姿を消した夏海と連絡がとれなくなって尚更宏太は夏海への想いを募らせる。両親は田舎にに帰り、家だけを宏太に残した。

    果たして宏太が夏海に会いたい一心でとった行動とは・・・・・?

    更に2度目のチャイルドフッドフレンドを前にして、宏太と夏海がとって行動とは・・・・・?

  • ★【92】2度目のチャイルドフッドフレンド(原稿100枚)
  • ★【91】レモンの木の下で(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,青春
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数197

     大学院の博士課程に進んでいた29歳の修平は、研究室での実験生活だけという自分の日常生活に疑問を感じていた。そんな時に同級生が交通事故で突然亡くなる、何故だか虚しさを感じる修平だった。

    ある日公園で眠っていた修平に《ベンチを描きたいので邪魔になるからどいて!》という声が掛かった。何と修平に声を掛けてきたのは修平と同じ高校で同じクラスにいた保奈美だった。

    保奈美は高校を中途退学していてそれ以来の再会だった。高校生の時の保奈美の印象はいつも絵を描いている姿だったが、その保奈美はいまだに絵を描き続けていた。

    どうしても再び保奈美に逢いたくて、修平はレモンの木まで行く。保奈美も修平との再会を期待して、2人分のサンドウィッチとワインを手にして公園に向かう。互の意思に導かれた2人は、より親密な時間を手に入れることとなる。

    2人で話すようになたある日、保奈美は絵を描き続けているきっかけとなったノーマンロックウェルの本を見に来るように修平を誘う。高校生時代にこの本と出会った保奈美は、それが絵を描く原点になった話した。

    そして保奈美は修平にノーマンロックウェルの《Runaway》を観るように勧めた。家と大学の実験室という閉鎖的な世界にずっといた修平にとって、その1枚の絵は大きな影響を与えた。

    修平は最終的に世界中を見て歩きたいという理由で大学を休学した。修平はボストンにいる友達の所へ行くつもりだったがその話を聞いた保奈美がノーマンロックウェル美術館に一緒に行きたいと言い出す。2人はボストンへの旅を楽しむ。

    保奈美は修平が歩くべき道筋を見失っている時に自分が出会ったことに罪悪感を覚える。保奈美は修平がしっかりと自分の道筋を見つけた時にまた会えたらいいと考え修平の前から姿を消すことを決心する。

    保奈美が決めた最後の夜を保奈美の部屋で過ごした修平が、保奈美の高校時代のノートを見つける。修平が休んでいた時の授業をノートしてくれて修平の机に忍ばせてくれたのが保奈美だったことを修平が気づく。

    突然姿を消した保奈美から手紙が修平の元に届く。修平はその手紙を何度も読み返し、保奈美の真意を見極めようとした。

    果たして修平が保奈美からの手紙から読み取った内容とは・・・?そして手紙を受け取った修平が取った行動とは・・・?

  • ★【91】レモンの木の下で(原稿用紙100枚)
  • ★【90】ライトハウスで出逢った、あなたへ(原稿100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数216

    この物語は大学3年生の悠平と明菜の2人の大学卒業後の進路と暗闇の中でライトハウスからまるで迷っている人に手を差し伸べる一筋の灯りを届けていることと重ね合わせて進んでいく物語である。

     大学入学を機に亡くなった祖父の古書店兼自宅に転がり込んでいた悠平は、大学卒業後も祖父が遺してくれた古書店を続けていこうと考えていた。

    大学卒業後の進路を考えようと悠平は最近仕入れたライトハウスに関する本を見て、観音埼のライトハウスに行ってみることした。そこでスマホを無くした明菜と出会い、明菜の番号にコールするとライトハウスの入り口付近で明菜の電話が見つかる。この時、初めて悠平と明菜が出会う。

    明菜の母親は明菜が中学生に上がる時に病死していた。ところが最近父親が再婚を考えていると明菜に告げてきた。明菜は大学院で建築学を学ぶつもりでいたが、再婚の両親との同居を受け入れられそうになかったので就職して自立しようと考えた。

    明菜はゼミの教授から重要文化財建築物の保存修理を取り扱っている事業をしている会社を紹介してもらう。明菜が建築関係の本を処分して文化財建築物を手に入れたいと悠平に相談の電話をしてきた。喫茶店ラドリオで2人は再会し、お互いの身の上話をする。

    明菜は書籍の入れ替えのお返しに千代田区の古い建物を明菜が悠平に案内する。古いことの中からい新しいことが始まっていることを学ぼうとする明菜の姿勢に感動を覚えた悠平は古本屋を改めて続けていこうと決意する。

    明菜が夜のライトハウスに行きたいと言ってきた。悠平は本の集配用軽のレイトバンに明菜を乗せてライトハウスに向かう。車の中でカーラジオからブルーノ・マーズのグレネイドが流れてくる。

    父親の再婚を喜ぶ一方で、明菜は亡くなった母親が不憫で仕方ない。正式に父親の再婚相手が自宅にくる前に、明菜が悠平の古書店に顔を出す。その話を聞いた悠平は、勢いでルームシェアの話を明菜にする。

    明菜は悠平の古書店にくると決めたが、ある日明菜は交通事故に会い、頭を激しく打って記憶が無くなる。病院に毎日見舞いにいく悠平だったが、悠平の名前がどうしても思い出せない。

    悠平は明菜をライトハウスに連れ出す、夜のライトハウスで灯りを見た明菜は何を思い出すのだろうか・・・・?

  • ★【90】ライトハウスで出逢った、あなたへ(原稿100枚)
  • ★【89】ナローボートで素敵な恋を!(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数350

     この物語はお幼い頃に母親を亡くし愛おしい人を亡くす恐怖心から人に想いを寄せることが出来なくなっていた智史と、中学生の時に父親が母親と自分と残して他の女性のもとに走った父親を忌避することしか出来なくなり極度の男性不信に陥っていた亜梨沙とが、ナローボートを舞台に心を重なり合わせていく物語である。

    亜梨沙は自分が旅行代理店で勤務しているロンドンに、母親を定年退職祝いで招待した。その母親がナローボートに乗ってみたいと言い出し、すでに旅行代理店を辞めてナローボートでプライベートチャーターを始めていた同期生だった智史のところに連絡した。

    たった2泊3日の短い旅だったが、亜梨沙と智史の2人はそぞれが相反する心のトラウマを抱えている事を知る。亜梨沙の母親は智史に亜梨沙がこれほど男性に心を許しているのが信じられないと語る。

    3人で食事中に小さい頃の亜梨沙の話をする母親、酔った母親は父親のせいで亜梨沙が男性不信になったという。それに対して智史は自分の母親が早死していたことを話し、母親のいる亜梨沙が羨ましいと語る。

    母親が眠ったあとに智史と亜梨沙の2人はナローボートのデッキ上で長イスに横たわり夜空の星屑を眺めながら、今までの恋愛感について語り合う。智史は愛する人を亡くすことが怖いといい、亜梨沙は男性不信から抜けれないと話す。

    そんなある日智史が遺伝と関係が比較的多い疾患である肥大型心筋症で倒れて、その看病に亜梨沙が病院へいくことになり2人はもうお互いが必要と考え始めることとなる。

    智史は恐怖心を乗り越えて亜梨沙にナローボートを手伝って欲しいと言うが、父親の影響による男性不信を引き摺っていた亜梨沙は悩む。

    ナローボート上で始めて2人して夜空を眺めたあの夜に感じたトキメキ!こんなことがあるのかと今でもその夜のことが信じられない亜梨沙が出した結論とは・・・?

  • ★【89】ナローボートで素敵な恋を!(原稿用紙100枚)
  • ★【88】スターダストをあなたと(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数331

     祐三は22歳、高校時代からの仲間たちとバンド活動を続けていた。お世話になっていた事務所の社長からは、正式にプロとして活動する契約を結ぶ話をされていた。

    22歳の幸奈は、大学へ通いながら小さい頃から夢である航空管制官試験受験のための専門学校へどブルスクールとして通っていた。順調に受験に向けて進んでいた幸奈だったが、三次試験で重要となる視力が悪くなるばかりだった。

    ある日いつもどおりにベランダから天体望遠鏡で夜空に浮かぶスターダストを観ていると幸奈に祐三が声をかけた。祐三が幸奈をスターダスト鑑賞のために羽田空港までドライブに誘い、ドライブ中の車の中でブルーノ・マーズの♪Just the Way You Areが流れ出る。

    2人が互を意識し始めたときに、祐三は誕生日祝いに幸奈のために創った楽曲を聴かせる。幸奈は航空管制官にそして祐三はミュージシャンになる夢を語る。

    順調に活動していた祐三は、メンバーとのいざこざなどのストレスが原因で突発性難聴になってしまう。事務所はそんな祐三を外して、祐三は楽曲提供だけという形で新たなメンバーに交代させてバンドをデビューさせた。

    幸奈は幸奈で航空管制官三次試験で、視力検査で不合格となってしまう。バンドから外された祐三と幸奈の2人は、祐三が幸奈の誕生日プレゼントそして贈っていた家庭用プラネタリウムを見ながら励まし合う。

    ある日突然事務所から解雇通知を受理した祐三は、事務所まで車を飛ばした。耳が聞こえなかった祐三は、交差点で交通事故にあい死亡する。

    ずっと祐三の姿が見えなくなっていたことを心配していた幸奈は、ある日荷物を整理するために祐介の部屋に来ていた祐三の母親に出会う。その時に幸奈は、初めて祐三が交通事故で死んだことを知る。

    その日から幸奈は、涙を流し続けた。ずっと覗くことが出来ないでいた天体望遠鏡を、幸奈は見えるはずのない夜空に浮かんだ祐三の星座を見ることとした。

    スターダストの中に浮かんだ祐三と話す幸奈は一体、祐三と何を語り合ったのだろうか・・・?

    そして祐三が亡くなってから2年後、最終的に航空管制官に採用されていた幸奈が、羽田空港からの帰りの車の中で流れてきたメロディーは・・・?

  • ★【88】スターダストをあなたと(原稿用紙100枚)
  • ★【87】想い出のコンサート・チケット(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数476

     物語は25歳の愛美が大学4年生の時に同じゼミの同級生である大祐からブルーノ・マースのコンサートに誘われ、そのお礼にラウンジに大祐を誘うところから始まる。

    愛美は大祐を愛おしい男性(ひと)と想うが、大祐はあくまでも自分のペースで好きな時に愛美の前に現れ決して優しい言葉の一つも掛けてくれない。

    そんな関係に疲れ切った愛美は、そろそろこんな関係を終わりにしようとラウンジで切り出すが、中途半端なかたちで話は終わる。

    愛美は大学卒業後ラジオ局へ大祐は広告代理店へ就職し、2人の中途半端な関係は続いていた。ある夜、愛美の部屋にひどく酔った大佑が現れ、大祐は幼い頃に最愛の母親を亡くしてから愛しい人を亡くすことへの恐怖心をずっと抱いていると愛美に話す。

    愛美は何故大祐が自分に対して距離を保とうとするのか何となく理解できたように感じ、大祐に対する想いがより一層深まっていく。

    大祐の父親が定年を区切りにアフリカに海外ボランティアで2年間働くことになり、母親の想い出が詰まった家に独り取り残されるのが嫌な大祐はロンドンで広告代理店をやっているもとへ会社を辞めて向かうことに決めた。

    突然ロンドンに旅立つと話す大祐、大祐を待つことができるのか悩む愛美、待っていてくれとも一緒に行こうとも言わない大祐、それでも大祐はロンドンへ旅立って行った。

    6ヶ月後にロンドンの大祐の友人から大祐が交通事故で亡くなったと愛美宛にメールが入る。メールに添付されていた病院での大祐の最後の言葉を録音してある音声ファイルを愛美は聞く。

    音声ファイルの中で、大祐は愛美に渡したいものあると話したところで声が途絶えていた。愛美はすぐにロンドンに向かい、大祐が愛美に渡したいと言い遺した《想い出のコンサートチケット》を見つける。

    物語は愛美の職場にいる若い頃に愛する女性(ひと)を亡くした中島との話も交えながら、大祐が亡くなった後の愛美の行動を中心に進んでいく。

    ロンドンで大祐が暮らしていた部屋を訪れブルーノ・マーズの♪When I was your manのメロディが流れる中、大祐がこの眺めを愛美に見せてやりたいと言っていた窓辺から古い街並みを眺めながら辿り着いた愛美の結論とは・・・?

  • ★【87】想い出のコンサート・チケット(原稿用紙100枚)
  • ★【86】それでも、あなたにラヴソングを(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数619

     物語は主人公の直樹と美咲が中学3年生の時から始まって行く。直樹は幼い頃からJリーグサッカーチームの下部組織でサッカーを続けていて、美咲も幼い頃からピアノの個人レッスンに通っていた。

    同じクラスの2人は授業が終わるとすぐに下校してそれぞれの練習の場に移動していた。ある日いじめを受けていた美咲を直樹が助けて、それから一緒に駅まで帰るようになった。

    乗車までに時間が空いたときは2人は箱ブランコを漕いで時間を潰した。そんな2人は中学卒業後、直樹はドイツにサッカー留学を、美咲はオーストリアにピアノ留学をすることになった。

    卒業式の日に20歳になったら、直樹はブンデスリーガのピッチ場で両手でハートマークをしている写真を、美咲は自作のラヴソングを録音したCDをお互いにプレゼントし合う約束をした。

    オーストリアに渡った美咲だったがピアニストへの限界を感じていた。そんな美咲は、オーストリアで日常生活の中に音楽が溶け込んでいることに感動する。

    更に18歳になっていた美咲は、先輩の音楽セラピストに刺激を受けピアニストとしては挫折したが音楽療法を日本に帰って学ぶことを決意する。

    ドイツに渡っていた直樹は18歳になってクラブユースへ昇格することができたが、メディカルチェックで拡張型心筋症の疑いが見つかる。直樹は日本へ帰って精密検査を受けることとなった。

    18歳になり偶然にも日本に帰ってきた2人がブランコのある公園で再会する。2人はそれまで話していなかった其々の事情を話す。

    もう夢を叶えることができないと直樹は美咲に伝えたが、美咲は新しい夢に向かって歩み始めようと直樹を説得する。

    ある日いつものように公園で話した後、公園を出たところで美咲が直樹への想いを込めて作曲したラヴソングを録音したCDが入ったカバンをひったくられる。

    激しい運動を禁止されていた直樹だったが、必死にが美咲のカバンをひったくった犯人を追いかけてその場に倒れる。

    果たして、救急車の中で直樹の耳元でラヴソングを歌いかける美咲の歌声は直樹に届くのだろうか・・・?


  • ★【86】それでも、あなたにラヴソングを(原稿用紙100枚)
  • ★【85】フォロー・ミーに誘われて(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数916

     主人公35歳の海斗は大学卒業後そのまま父の会計事務所で、父親と一緒に働いていた。海斗の母親は海斗を出産した時に脳血管が破裂して亡くなっていた。

    父親は再婚することもなく今に至っていたが、体調を崩してからしきりと亡くなった母親のことを海斗に語るようになった。ある日父親は病室で海斗が母親のお腹にいる時に、母親と2人で《フォロー・ミー》と言う映画を観に行ったことがあったと語った。

    その話を聞いた海斗は古書店に《フォロー・ミー》に関する書籍を探しに出かけた。海斗は2階が劇団の稽古場になっている古書店で《フォロー・ミー》のパンフレットやDVDを手に入れた。

    海斗がミア・ファローの《ジョンとメリー》を図書館でちょうど借りようとしたところで紗枝と言う20歳の役者の卵と出会う。紗枝は《フォロー・ミー》を借りに来ていたが、図書館には無かったので、海斗が自分のDVDを紗枝に貸すこととなる。

    物語はこの《フォロー・ミー》と言う懐かしい映画をもとに、意外な展開をし始めることとなっていく。

    紗枝は田舎の父親に大学を休学していることを隠していたが、それが父親に知られ仕送りを一切打ち切られた。そんな紗枝は海斗の事務所でアルバイトとして働き始める。

    ある日海斗の父親が重篤となり、病室に海斗と紗枝が駆けつけた。遠ざかっていく意識の中で、父親は紗枝のことを死んだ母親と勘違いしていた、さらには海斗のことをよろしく頼んだ。その言葉だけを残して父親は亡くなった。

    この後、物語は・・・

    紗枝は大きな劇団からの移籍話を持ちかけられたり、

    紗枝の劇団の主宰者が実は海斗の亡くなった母親と20歳の時に、銀座みゆき座で《フォロー・ミー》を観ていたことや、

    更には紗枝の真面目な母親が身勝手な父親をや高校生になったばかりの紗枝を残して家を出ていったことなど、様々な展開をしていくこととなる。

    果たして最終的に自由奔放な紗枝と生真面目で堅物の海斗の2人が眺めた風景とは・・・?

  • ★【85】フォロー・ミーに誘われて(原稿用紙100枚)
  • ★【84】ベイビーが流れていた季節(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,青春
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数880

     この物語は主人公22歳の放送作家の卵である孝明が、初恋をテーマに台本を書いていたところから始まる。

    孝明がファミレスで台本を書いていたら、窓の向こうを中学生の男の子と女の子が歩いていた、その時に孝明の頭の中に自分の中学時代の風景が蘇ってきた。

    中学生の時に孝明は偶然にもクラスの中でイジメにあっていた佑香を、助けることとなったことがあった。佑香に望まれるままに一緒に下校することとなった2人だったが、2人の通る商店街にいつもジャスティン・ビーバーの♪ベイビーが流れていた。

    別々の高校へ進学した2人は、中学卒業の時にジャスティン・ビーバーのコンサートがあったら一緒に行こう、更に20歳の時の中学同窓会では必ず再会しようと約束した。

    結果的に佑香は孝明にその都度連絡したが、孝明からは何の連絡も届かなかった。

    実は孝明が高校1年生の1学期に登校拒否で田舎の祖父母のところにいて、5月のコンサートへの佑香からの手紙は孝明のもとへは届かなかった。

    更に20歳の時の同窓会の連絡もすでに独立していた孝明のところには届かなかった。

    そんな孝明と佑香が何とTV局の仕事場で、放送作家とアシスタントディレクターとして再会した。中学時代に一方的にその約束を無視された思い込んでいた佑香は、それらの事実を偶然知って大いに混乱する。

    物語はそんな2人が今の仕事に関して懐疑的になっており、2人とも新たな道を模索し始めていた。そしてそんな2人の前に現れたのが、遠い昔《つま恋》の野外コンサートを手がけた大道具係りの副島だった。

    最終的に孝明は放送作家の仕事を辞めて小説家の道へ進む、更に佑香もTV局での仕事を辞めてコンサートスタッフへの道へと進む、そん2人に大きな影響を与えた副島も家を改造してライブハウスを始める。

    再会した孝明と佑香の2人が最終的に眺めた風景とは・・・?

    そんな2人に影響を与えた副島が、年老いても拘った昔の風景とは・・・?

  • ★【84】ベイビーが流れていた季節(原稿用紙100枚)
  • ★【83】恋のリフレイン(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,恋愛
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数1169

     高校を卒業して大好きなバイクに乗れるという単純な理由でバイク便のライダーをしていた昌也は、この4年間仕事で通っていた事務所の茉莉のことが気になっていた。

    音楽大学で中学時代から続けていたフルートの演奏を学んでいた茉莉は、大学入学後すぐに、写譜のアルバイトを始めていた。茉莉はいよいよ迫ってきていた大学卒業後の進路で迷っていた。

    そんな茉莉には大学の先輩の恋人がいたが、その先輩が外国に留学するのでこれからはそれに集中したいとの理由だけで、一方的に別れを告げられた。

    茉莉はある日どうしても楽譜だけでなく自分も届け先に連れて行ってくれと昌也に頼み込み、それを昌也は受け入れた。バイクに2人乗りしたその夜から、昌也と茉莉だけの時間が回り始めた。

    茉莉はバイクで送っていってくれたお礼にと昌也を誘ってくれた。昌也はバイクに乗れないので自分のアパート近くの飲み屋に茉莉を連れて行った。翌朝、二日酔いで重たい頭を持ち上げて目を開けた昌也の目に、昌也のベッドに寝ている茉莉の姿が飛び込んできた。

    この夜、何故だか茉莉は昌也がバイク便の待ち時間の間に自分の想いを書き留めていた手帳を何かの手違いで自分のポケットに仕舞い込んでいた。

    大学卒業が迫ってきていた茉莉は大学の同級生たちと卒業記念ミニライブを催した。その演奏で茉莉の運命が少しづつ変わり始める。

    大学卒業後、写譜の仕事に専念しようと考えていた茉莉は、やはりずっと続けてきていたフルートを手放すことが出来ないでいる自分に気が付く。

    そんな茉莉の変化を見届けていた昌也も、自分の想いをついに茉莉に告げることとなる。そんな昌也に茉莉は手帳を返す場で、茉莉と一緒に楽曲創りを申し出る。

    茉莉への昌也の想いがようやく伝わった昌也に、茉莉が雨の夜、急ぎの仕事を昌也に依頼する。

    昌也からの想いをようやく受け入れてくれた茉莉に《ステイ・ウィズ・ミー》という言葉を残して、激しい雨の町並みを駆け抜けていく昌也だったが・・・。

    昌也のバイクのバックミラーに茉莉の姿が浮かんだ想いとは・・・?

    次の瞬間、交差点の中で宙を舞った昌也が最後に見えた風景とは・・・?


  • ★【83】恋のリフレイン(原稿用紙100枚)
  • ★【82】ボースサイドナウが流れる喫茶店で(原稿100枚)

    • 文学・人文,青春
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数1322

    22歳の恭平は大学入学後卒業までの間に司法試験予備試験合格を目指していた。

    いよいよ大学4年生になる年に受験に集中するために、大学1年生の時からずっと付き合ってきていた由佳と合格発表があるまで会わない約束をした。

    そんな子供じみて馬鹿げた約束事のために、恭平は飛んでもない状況に陥ってしまう。恭平は短答式は合格したが論文式で不合格となった。

    取り敢えず残念な結果を久し振りに由佳に連絡しよとしたところ、由佳の携帯は使われていなかった。由佳は海外旅行中の交通事故で、すでに亡くなっていたのだった。

    22歳の麻衣は実家のある福岡に高校時代から付き合っていた大輔と、麻衣が大学を卒業したら福岡に戻って就職をして大輔との将来も真剣に考えようと約束していた。

    ところがいよいよ大学卒業が近づいてくるに従って、麻衣の気持ちに変化が現れてきていた。麻衣は何故だか偶然がもたらす運命の出会いを期待し始めたのだった。

    物語はそんな2人が喫茶店《ボースサイドナウ》を舞台に、麻衣が偶然に落としたノートを切っ掛けに、其々の心の葛藤と向き合うこととなっていく。

    由佳との想い出が漂っている喫茶店で、頭の中で恭平が由佳と語り合った内容とは・・・?

    麻衣が喫茶店で落としたノートを拾ってくれた恭平との出会いの中で、見つめた風景とは・・・?

    いよいよ最終結論を出した麻衣が、恭平への気持ちを書き添えたメモを挟んだノートを、喫茶店《ボースサイドナウ》の恭平が以前拾ってくれた同じ場所に落としていく。

    それを偶然目にすることとなった恭平がとった行動とは・・・?

  • ★【82】ボースサイドナウが流れる喫茶店で(原稿100枚)
  • ★【81】雨の日には、グラント・グリーンでも(原稿100枚)

    • 文学・人文,青春
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数1519

    高校卒業後それまで続けていた貸スタジオでのアルバイトに集中していた涼太は、2年後の20歳になった時に店のオーナーから呼び出された。

    オーナーは今までも涼太のギター演奏を気に入ってくれていたが、オーナーは友人でジャズスクールを主催している桝井の所にギター講師として参加しないかという話を持ちかけた。

    若い頃は高名なギタープレイヤーだった桝井は、人気絶頂期の時に現役の舞台からドロップアウトして今のジャズ・スクール主催を初めていた。

    当初涼太は自分が他人と上手くやっていくことに自信がなかったのでオーナーに断っていたが、桝井の生き様に関心をもった涼太は桝井のもとに駆けつける。

    桝井の娘である里奈は、両親の離婚後ずっと父親の下で育てられてきた。離婚の原因を作った母親が里奈を育てることに積極的でなかったことを、20歳になっていた里奈はいまだに引き摺っていた。

    里奈は自分が受けた心の傷を癒すために、父親の下を離れて大阪の大学で心理学を学んでいた。

    独りきりに拘っていた涼太と里奈の2人が、偶然の出会いを繰り返す。その出会いの中で、2人は互を刺激し合い2人が抱えていたハードルを超えていくことになる。

    物語は、ジャズスクールの合宿所での2人の会話、涼太のジャズギターコンテストへの参加などの内容を描き出しながら進んでいく。

    その2人にずっと影響を与え続けたのが、グランド・グリーンのアローン・トゥゲザーの《ただ一緒にいるだけで》と言うメッセージだった。

    一体このキーワードである《ただ一緒にいるだけで》は、涼太と里奈の2人にどんなメッセージを与えたのだろうか・・・?

    独りきりに拘っていた2人がこのメッセージを受け取ることで、どんな自分を創りだしていくのか・・・?

  • ★【81】雨の日には、グラント・グリーンでも(原稿100枚)
  • ★【80】閉ざされたままのギターケース(原稿用紙100枚)

    • 文学・人文,青春
    • 完結
    • 24P
    • 閲覧数1721

    大学4年生になった主人公佳祐に、ある日実家の父親からの親友の父親の留守中に1ヶ月間だけ同居出来ないかとの連絡が入った。

    佳祐は幼い頃から東京の父親の友人宅に出入りしていて、父親の友人の父親である80歳の葵さんとは面識があった。と言うより佳祐は葵さんが大好きだったし、葵さんも唯一の男の孫代わりに大変可愛がってくれていた。

    佳祐は葵さんが小説家になる以前にホンキートンクの店長をしていた時に、飲み代の代わりにと受領していたギターを葵さんから譲り受けていた。

    佳祐と葵さんの2人の生活が始まった時に、イギリスに画の勉強のために留学中だったはずの葵さんの家の娘彩香がふいに葵さんの家に戻って来た。佳祐と彩香は同級生で幼い頃に何度も出会っていた。

    佳祐は大学卒業後の進路の道筋が全く見えていなかったし、彩香はやりたいことは見えていたがその前で立ち止まっていた。物語はこの3人のそれぞれの事情を描き出しながら進んでいく。

    何故、葵さんは小説家として絶頂期に小説を書くのを止めたのか?

    何故、佳祐が高校時代のある事件を切っ掛けにギターケースを閉ざしたままにしていたのか?

    何故、彩香は高校時代に評価されていたのに大学入学後キャンパスの前に立つことが出来なくなったのか?

  • ★【80】閉ざされたままのギターケース(原稿用紙100枚)
  • ★【79】夜のパリ、それはラヴレターの香り(原稿100枚)

    • 文学・人文,青春
    • 完結
    • 23P
    • 閲覧数1898

    この物語は、実の親を知らないまま養父母に育てられた大学4年生の大樹と実の両親が名のある役者の一人っ子として育った同級生の由佳との、すれ違いの恋の行方の物語である。

    大樹と由佳の2人は、大学の映画鑑賞同好会に所属していた。映画の字幕翻訳家を目指していた由佳は翻訳の内容に拘って映画を観ていた。詩を書く事に夢中になっていた大樹はたった一言の短い言葉で表現するセリフに拘って映画を見ていた。

    それまで独りきりに拘って生きてきた大樹は、養父が亡くなる直前に実の親から託された古い手紙を手渡された。だがその手紙を養父の棺の中に封を切らないままで仕舞いこんだ。

    養父母が相次いで亡くなった大樹は、気が付くと独りきりから逃れるかのように由佳に想いを寄せるようになっていた。2人の共通点は大樹が好きなジャック・プレヴェールの詩《夜のパリ》と由佳の役者である両親の影響で知っていたジャック・プレヴェールの脚本《天井桟敷の人々》だった。

    由佳の方は常に多くの人たちが出は入りしていたが、それらの人たちは常に由佳自身にではなく、由佳の高名な役者である両親に目線を送っていた。

    由佳はそんな両親との出会いが目的だった恋人と別れたその日に、大樹から大樹が由佳のことを想って綴った2作目の詩集《夜のパリ、それはラヴレターの香り》を手渡された。

    パリに翻訳家の勉強をするために留学をすると言って消えた由佳が、古書店でアルバイトしながら詩を書いていた大樹の前に突然現れた。

    いるはずのない由佳は何故大樹の前に現れたのか・・・?又その由佳を大樹はどうやって迎え入れたのか・・・?

  • ★【79】夜のパリ、それはラヴレターの香り(原稿100枚)