青い焔の火滝火那

 巨大隕石の落下による『大寒冷化』によって世界の大半が氷河期になってから二百年。飛種市では、『火族』と呼ばれる炎を操る力を持つ人間が、人知れず市民を殺害し続けていた。
 飛種中等教育学院の四年生である司ヒカリは、ある時火族に拉致され、あわや殺されそうになってしまう。そんな彼女を救ったのは、行方不明になっていたはずの姉だった。青い炎と『炎装』と呼ばれる武器を駆使して火族を撃退した彼女は『火滝火那』と名乗った……

※この小説は、『新人賞応募用の練習用』として書いているものです。何かおかしな点などがあったら、いろいろ意見してくださると助かります。