ヴァンパイアユース
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作成日 2009-11-01
ジャンル 青春
ページ数 131 ページ
状態 完成
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その昔―
町には吸血鬼が巣食っていたと言われていた。
だが、よくある話のように、吸血鬼が恐れられていた。
―なんて話は無かった。
話では、吸血鬼によって町が救われた。
そんな英雄譚のような言い伝えだった。
歴史学者に無能が多いのか―
現在に至るまでに歴史が改竄されたのか―
それは、定かでは無いが
その町では、吸血鬼は英雄のような扱いを受けていた。
と、いう事が事実であった。
―しかし、長い年月をかけて、その血は途絶えたと言われている。
現代では、そんな吸血鬼の話は『おとぎ話』と同じ様な扱いを受けていた。
これは、そんな町で生まれた少年の物語―。
追記:ネタバレ感想でも全然大丈夫です。感想ください(笑