朱に染まる、赤と黒

 ナチスの暴力について書こうと思って、失敗しました。ヒトラーとホロコースト程度しか知らなかったのですが、ナチスという存在は興味深いですね。ソ連を含む戦間期の欧州の歴史は話のネタになりそうですけど、処理が難しいと痛感しました。
 その他には、赤い顔で怒っている幽霊の目撃談から影響を受けましたね。幽霊の正体が明かされない方が怪談は面白いと思いましたが、それが本作品に反映されていないのが残念です。
 それと作品とは何の関係もないのですが、非公開になっているにも関わらず作品一覧の表では閲覧数が増えていることにインターネットの神秘を感じています。公開しているものより閲覧数の多い非公開作品があり、それを見るたびに公開と非公開の違いとは何かを、合わせ鏡にした三面鏡のずっと向こうにいる前世と来世の私に尋ねているのですが、二人とも分からないのでしょうか、決して私と目を合わせようとしません。我ながら腹の立つ奴らです。自分でも情けないですけど、私は自分に甘いので許してあげちゃいます。皆様も私を許して下さい(何だそれ)。

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