官能小説

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R-18

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妖怪艶話 呪い蜘蛛 R-18

妖怪は人間が増えるにつれて住む場所を奪われ、人と関わらないでいることができなくなっていきました。
そんな中で起こる妖怪と人間の関わりを艶めかしい形で短編集にして書いてみたいと思いました。なお、出てくる妖怪の持つ能力や力はすべて作者の創作です。
                         ・・・ 水木狂介

はじめは「呪い虫」という題名で書き出しました。イメージとしては芋虫が女の人の身体を這い回って、快感を与えるというところだったのです。
ところが書き進めていくうちに、どうも芋虫では動きが遅くて簡単に捕まってしまう。考え抜いたあげく、ちょっとありきたりな気もしましたが
蜘蛛に変更しました。

もうひとつ、最後の方の場面で主の源蔵やお福、さらには女中のお君までが強盗に殺されます。これは昔見た番長皿屋敷で名優西村晃さんと小川真由美さんが物語の最後に盗賊に殺される場面があったのですが、幽霊は恐くなかったのに髪を振り乱して逃げまどい最後に腹を刺されて立ったまま死んでいく場面。その時西村さんの口から血が一筋落ちるのですが、それがものすごく恐かったんですよ。それと似たようなモノが表現できないかなと思いながら書きましたが、いかがでしょうか?

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