ビザンティンの風

 中世のビザンツ帝国を舞台にした、歴史シミュレーション・ファンタジー小説です。主人公である日本の男子高校生は、突如滅亡寸前のビザンツ帝国に召喚されてミカエル・パレオロゴスの名を与えられ、日本とビザンツとの二重生活を送りつつ、ビザンツ帝国の再建を目指すことになります。
 もっとも、現実のビザンツ帝国を完全に再現しているわけではなく、魔法のようなファンタジー要素もあり、歴史ゲームネタやコメディタッチの要素も結構あります。特に、『蒼き狼と白き雌鹿』シリーズをご存じの方は、結構お楽しみ頂けるのではないかと思います。

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