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小説

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染み込んだ憧憬は群青に貴腐

成人式の後、中学の同級生と同窓会をして初めてお酒を飲んだ。
解散をした後、ふらついた足で駅前のコンビニに向かった僕はお会計の際に煙草コーナーが目に入った。
店長の奥さんと見られる年配の女性に煙草の銘柄をつげて置いているか訊ねると「ありますよ」と出してきてくれた。
群青色のパッケージ。
兄ちゃんが吸っていた煙草だった。
僕はすっかり着崩れた着慣れないスーツで100円ライターと一緒にそれを購入した。
「大人なんてろくなもんじゃないよ」
それが兄ちゃんの最後の言葉だった。

ハチノスさん(http://alveare.xxxxxxxx.jp/)からお借りしたお題を使った小説になります。
表紙は『写真素材 足成(http://www.ashinari.com/)様』よりお借りしました。

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