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小説

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瑠璃色の波

秋が深まりかけたある日、大学生になったばかりの私はキャンパスにある欅の木の下で本を読んでいた。ひととの付き合いに馴染めず、いつも一人でいた私に興味を持ったきみは私をコーヒーに誘った。K川沿いにある喫茶店で色々なことを話した。彼女に言わせると、私たちはその昔、アンドロギュヌスだったというのだ。それから、私たちはデートを重ねるようになった。グループは違ったが、同じ画学生として、私たちはライバル同士になった。きみの名は、バルビゾン派のミレーからとった「美玲」というのだった。