Babblic gnomez 三年日記Ⅴ

 イギリス・バーミンガムにある全寮制の男子校バブリックスクールのお話。
 フランスから転校してきたレミ・オズワルドは、三年生の仲間と学生生活を謳歌している。
 レミが学校に来て三カ月がたち、季節は夏に近づいていた。誰もが夏休みの計画を立て始め、楽しい休暇を心待ちにしていた。フランスへは帰らないと決めたレミに、同級生は自分の家へ来るようしきりに勧誘する。
 友達の好意に感謝しながらも、学校に残って皆を見送るレミ。そんな彼を狙う存在が、夏休みに入り、ついに行動を開始した。
 迫りくる危険から、レミは自らを救うことが出来るのか?絶体絶命の彼に、果たして救いの神はやってくるのか。
 そして彼に襲いかかる猛威は、それで終わったわけではなかった。