羽琴の姫君・・

アーシュやエイル達より一世代前の御話・・

10数年前・・黒の国と白の国は平和条約を交わす・・その証として それぞれの王族の一人を平和使節(人質)として送る事・・

白の国は まだ幼い子供・・エイル(エルトニア)を人質として選ぶが・・
エイルの叔母にあたる姫・・エリンシア姫 羽琴の姫君と呼ばれる女性が自ら望んで 身代わりになる・・そして

彼女は黒の国で 類まれなる美貌の黒の王妃アリアンや金色の瞳の黒の王(竜王)や黒の王子アーシュランや王女テインタル姫
貴族のリュース公とその娘アルテシア姫 ヴァン伯爵達と出会う・・

黒の王子アーシュランとは 黒の国からの人質として すれ違うように出会い 別れる・・

運命は 彼女を故郷である白の国に戻る事を許さずに・・

黒の国・・そこでは穏やかな日々が続くが・・

やがて・・悲劇がエリンシア姫を襲う事となる・・。

(関連作品・白銀のケンタウロス 解放の刻 湖畔の月の城
 リュース公の思い出・・そしてその事情・・など)