お盆休みに行きたい場所、第1位!(当社調べ)

生まれつきの病気のために16歳でこの世(物界)を去った主人公・野原小陽(のはらこはる)。
遺された家族の荒れた様が心配で何度も様子を見に行くが、その行為は、ただ、自身の無力さを思い知ることとなっただけだった。
小陽は、もう物界へは行かないと心に決めた。
しかし、翌年のお盆時期に知り合いによって半ば強引に連れて来られた物界で、立ち直った家族の姿を目にし……。

なお、この物語は、現代っ子幽霊・小陽(こはる)による、「日本の伝統的なお盆」の紹介物語にもなっています。