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小説

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★【92】2度目のチャイルドフッドフレンド(原稿100枚)

 ミュージシャンとして全てにおいて閉塞感の中にあった32歳の宏太は、ある日父親から呼び出しを受ける。いつまでミュージシャンをやっているつもりか、田舎の祖父母の世話をしたいので家を宏太に譲るつもりだが会計事務所を継ぐかどうか宏太は父親からその場で結論を求められた。

宏太は設計事務所は継がないことを両親に伝えに行くが、実家に行くその前に大学を出て10年ぶりに隣のカフェに寄った。その場で市役所に勤務しているはずだった幼なじみの夏海と再会した。

宏太は父親が他界して母親も倒れたので夏海がカフェを継いでいることを知る。両親の事情で市役所を辞めてまで小さなカフェなど継いでいる夏海の気持ちが宏太は理解できなかった。

ある日宏太がバイク事故を引き起こし入院した。宏太の両親は田舎の両親の面倒を看ていたので入院している宏太を、何と夏海が介抱してくれた。

左手を損傷した宏太は怪我でバンド活動が出来なくなる。元通り指が動くか保証はなかった宏太は、バンド解散を事務所から告げられる。メンバーたちは事務所の裏方の仕事に変わることを受け入れたが、宏太はその申し出を断り事務所を去ることに決めた。

以前から体調を崩していた夏海の母親が死ぬ。独りきりになった夏海のことが気になる宏太だった。

宏太は夏海が一人ぼっちになってしまったことで自分が家に戻ることを決意する。夏海のためだけの人生も悪くないと考えるが、同情を嫌がる夏海の存在と、やることが見つからないから取り敢えず逃げ込んでくる宏太の姿を受け入れない夏海、2人の気持ちはすれ違う。

夏海は父親が遺してくれたレコードに魅せられていたので中古レコードショップを始めることを考える。そのためにカフェを売却して街を出ていく夏海。

突然姿を消した夏海と連絡がとれなくなって尚更宏太は夏海への想いを募らせる。両親は田舎にに帰り、家だけを宏太に残した。

果たして宏太が夏海に会いたい一心でとった行動とは・・・・・?

更に2度目のチャイルドフッドフレンドを前にして、宏太と夏海がとって行動とは・・・・・?