官能小説

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R-18

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真言立川流 R-18

 西暦1114年春、伊豆の大仁の城山という岩山より、仁寛という阿闍梨まで上り詰めた偉い真言宗の僧侶が投身自殺をした。無実の罪で京より伊豆に島流しされてきたが、そこに暮らす貧困に苦しむ人々を見て、財が無ければ極楽に行けない時代、たとえ貧しくとも極楽へ導き救うための方法が無いかと新しい教えを考え出した。妻帯もし、弟子も取り、これから本当の極楽の教義を深め教えを広めようとした矢先、の自殺である。この明らかに不自然な自死を考察してみた。
現世利益、生きているうちに極楽を見る。愛の四十八手。仁寛が極めようとし、今に真言立川流と言い伝えられるものは、さてどのような教義であったのやら・・・

真言立川流という名称は、もとより仁寛の死後成立しているので、実際にはこの時期に使われていません。が便宜上分かりやすくするために、出てくるかもしれません。

ジャンルに【官能】を加えましたがそのような話はほとんど出てきません。あしからず。

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