罪状認否〜大切なのは命か正義か〜

法律が変わった。
その瞬間、子供達が消えた。
著作権侵害の犯罪認定が行われたら、即時に子供を一人ずつ殺す。

著作権侵害を一件取締った次の日、行方不明になっていた警察官の子供が一人、命を奪われた。
そして、殺した人間も一緒に見つかった。
だが、殺人者は自殺していた。
犯人グループは自ら死ぬつもりで誘拐していた。
二度と犯罪認定が出来なくなった著作権侵害。
帰って来ない子供達。
誘拐の捜査をしたことがわかるとまた子供は殺された。
そして、殺した人間の遺体も見つかった。
警察は著作権侵害も認定出来ず、捜査すら出来なくなった。

警察関係者の子供は更に消えていく…。

いつ終わるとも知れない悪夢を見つめて行く。

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