勇者機兵キャリバー Legend of Eternal

 勇者機兵ストライクキャリバー、敗れる。

 突如として歴史の表舞台に現れた”フォーランド帝国”の皇帝、エスペル=フォーランド。
 真意の見えない侵攻に対して、命を守るという目的の為に勇者機兵隊隊長・神条正人は単身で彼の前に立ちはだかった。
 説得に応じることなく武力衝突へと発展した両者の戦いは、エスペルの機兵”バーサークケルベリオン”の驚異的な力の前に一方的なものとなる。
 勇者機兵隊のみに存在すると思われた力、”Gシステム”を行使する皇帝の姿に、正人は驚愕した。

 時は地球を舞台にした”カオスガーデン事件”より6年、勇者の敗北という衝撃の事態を皮切りに、新たなる戦いが始まるのであった。

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 かつては他クリエイターさんのサイトで、現在はエブリスタで掲載しているオリジナルロボット小説「勇者機兵キャリバー」の、完結編として考案した作品です。

 本編終了の2年後を舞台にした「勇者機兵キャリバー∞」という作品を越えて、その更に4年後を舞台にするのが本作となります。

 本来なら∞を先に執筆するところですが、別の企画の関係で設定があやふやになってしまい、エブリスタで本編の4年前を舞台にした「勇帝の誓い」を書きながら悩んでおりました。

 結果、このまま作品そのものを停滞させるよりは少しでも書き進めようという結論に至りましたので、とりあえずこちらで公開という運びになりました。

 作者の妄想によって出来上がった本作ですが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。