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小説

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月の花は鈴鳴る如く 二次稿

 平成九年。滋賀県甲賀市には、戦国時代より続く忍の一族、月宮家がある。内閣府より仕事を請け負っているほどの、現役の忍者集団である。どんな仕事でも完璧にこなす彼らであるが、一つの大きな問題を抱えていた。後継者問題である。と言うのも、次期頭領候補は双子なのであった。

 一人は、月宮廉太郎である。強靭な肉体と天才的な統率力は、現頭領、月宮重里ですら唸るほどの者である。そして廉太郎の双子の姉、月宮玲花は、まるで日本人形のような美少女でありながら、その美貌と妖艶な忍術で人の心を操るという、重里ですら後継に選びたいと思うほどのくノ一であった。

 重里は悩んだ末、一つの提案を二人に出した。それぞれ別の高校に入学させ、その高校にある問題などを解決し、より学校をよくした方を後継者に選ぶというものである。ただし、表だって派手に行動してはならず、あくまで忍として暗躍しなくてはならない。重里には、将来的に日ノ本を守るためにどう戦うか、それを見ようという魂胆もあったのである。かくして二人の後継者とその配下たちが、甲賀市の高校の影で動くこととなった。


平成忍法帖シリーズ1

執筆期間
2012/05/30~2012/06/25

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