愛の遍歴 R-18
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作成日 2014-06-12
ジャンル 恋愛,官能
ページ数 102 ページ
状態 完成
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誰でも一度は通る道である。僕は大学に入学した年まで女を知らなかっ
た。初めて一人で東京で住んだ。田舎と異なる大都会で戸惑いと都立高校
出身の友達に劣等感と優越感抱きながら過ごした。英会話力には驚かされ
た。話せるが文法をまったく知らなかった。
大きなショックが「女知らないのか」僕は童貞であった。セックスの仕
方は無知であった。その為に彼女を創ることにも躊躇した。家庭教師の花
はがあった。お決まりのコースかのように奥様にセックスの手ほどきを受
けることになった。初めて男になれた日は感動していた。
家庭教師の母の美希さんとその妹の美里さん結ばれる。妊娠しないと言
うことで僕の務めは種馬であった。美里を妊娠させ2人の母となる。美希
も、2人目の子供が欲しいと言うことで妊娠した。
今も東京の空の下で戸籍には僕の名前はないが確実に3人の子供がい
る。そんな若き日の話である。
どんなに愛していても永遠に愛せることはない。学生から社会人になり
女遍歴も体験した。結婚したいと望んだ彩香が亡くなった。人間は天命に
は逆らうことができないのか。生きることは何事にも懸命に努力すること
である。人生は登り坂があれば、下り坂もあり、ま坂もある。
愛すること、生きること、仕事に懸命に努力した僕の若き日のものがた
りである。仕事は女を如何に上手に使いこなせるかにかかっている。化粧
品販売と言う仕事に、女性を美しく創造する仕事に情熱を燃やす武志がい
る。
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