無明のささやき

 中堅ゼネコンの東京支店長・飯島は、突然、資材センター長に降格となる。そこには各支店から肩たたきにあった社員が集められていたのだが、飯島の使命は彼らのリストラであった。
 そこに待ち受けていたのは、狂気に犯されつつあった元上司で、飯島の軽はずみな行動が、この元上司の狂気を後戻りのできない深みへと追いこみ、殺人者に仕立てていったのだった。

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