メランコリック
-
作成日 2012-11-29
ジャンル 恋愛,青春
ページ数 116 ページ
状態 完成
閲覧数 2608
評価平均/評価件数 - 5.00 [1 件]
俺の親友、水無月宗助は変わったやつだ。
「俺、アイツに片思いするっ!!」
「何でお前は片思いで終わるんだよ」
「分かってねーな、ムツキは。
「両想いなんてつまんねーじゃん。
相手が俺のこと好きって分かる恋なんて何も面白くねーよ。
良く言うだろ? 付き合うまでが一番楽しいって。
それと同じだ。恋はいつでもしてたいんだよ」
いつも展開している宗助の持論だ。
「お前、絶対俺のこと好きになるなよ」
「アンタのこと好きになるわけないじゃん、消えてくれない?」
これは……片思いしかしない俺の親友、水無月 宗助と、
心を閉ざし続ける如月 カンナのちょっと変わった恋のお話。
「やべーよムツキ。俺一日一日あいつを好きになってる」
「どうにかしてよ篠原君。私、一日一日あいつを嫌いになってく」
果たしてこの片思いの結末は……。
「恋したのがお前で本当に良かった」
「恋するのがアンタじゃなくて良かった」
※ボーカロイド曲の『メランコリック』を聞いて、書きたくなった物語です。
目次
- 1.片思い宣言
- 1P
- 2.如月カンナ
- 9P
- 4.大嫌いだから
- 40P
- 5.憂鬱×憂鬱
- 57P
- 6.飛びなさいよっ!!
- 74P
- 7.大好き×大嫌い
- 86P
- 8.メランコリンニスト
- 103P
- エピローグ
- 115P
- あとがき
- 116P