御子神家の(非)日常

 古き良き日本では当たり前だった「神様」や「物の怪」の存在。科学が発展した現代でも、それらは決していなくなった訳ではない。むしろ自然に対する信仰心を失った現代人にこそ、彼らは時として牙を剥くのかもしれない……。

 そんなお話を書きたいなと思って、なんでもない大学生岩戸佳佑と神社の娘である御子神三姉妹を軸に、物語を紡いでみます。