僕の悲日常には非日常が付き纏う


 これから僕が語ることは、恥ずかしながらあまり聞いてもらいたいわけではない。

 どうせならずっとこの胸の中にしまっておきたい、僕の黒歴史だ。

 これは僕の悲しい日常が、非・日常的な経験をしただけというなんら脈絡もない日記みたいなようなものであり、

 正直、話したくはない。

 他人に自分の日記を見せたがらないのと同じだ。

 だが、皆さんがどうしても聞きたいというのなら、話してもいいかもしれない。

 本当は嫌なのだが…

 まあ、僕は広く寛大な心でこの自分に起きた非日常を語ろう。なんら脈絡もない、たいして面白いとも思えない漠然とした物語。国語辞典を読む如くのけだるさくらいしかお届け出来ないが、それは勘弁してほしい。

 僕はこの夏…………七不思議に出会った。

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