無住心剣流 針ヶ谷夕雲

針ヶ谷夕雲(はりがやせきうん)は陰流の流れを汲みながら、無住心剣流を編み出した江戸時代初期の剣豪です。自分の剣術に疑問を持った夕雲は山奥の岩屋に籠もって、独り、厳しい修行に励みます。そこで出会ったお鶴という不思議な女性とのふれあいによって、少しづつ悟りを開いて行き、ついに剣禅一致の境地に達します。