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グラウンドではピッチングをしていた。
『あのピッチャー、速いね』
と言うと、利央は
「そう!準太さんと和さんはすごいんだ!!」
速いと言ったはずなのに何故かすごいになっていた。
しかも河合先輩も含まれている。
「俺さ、先輩たちと甲子園に行きたいんだ」
きらきらした目でピッチングを見ながら利央はそう言った。
《ゆき、また速くなったんじゃない?》
《そうかもな》
《そうかな~》
《智也のやつ、由紀の球を捕れるようになるんだ、って張り切ってたぞ》
《ともちゃん可愛い》
《じゃあ、もっと速くならなきゃね》
利央をみていたらフっとむかしのことがよぎった
『ねぇ利央、私マネジやりたいな』
『あのピッチャー、速いね』
と言うと、利央は
「そう!準太さんと和さんはすごいんだ!!」
速いと言ったはずなのに何故かすごいになっていた。
しかも河合先輩も含まれている。
「俺さ、先輩たちと甲子園に行きたいんだ」
きらきらした目でピッチングを見ながら利央はそう言った。
《ゆき、また速くなったんじゃない?》
《そうかもな》
《そうかな~》
《智也のやつ、由紀の球を捕れるようになるんだ、って張り切ってたぞ》
《ともちゃん可愛い》
《じゃあ、もっと速くならなきゃね》
利央をみていたらフっとむかしのことがよぎった
『ねぇ利央、私マネジやりたいな』
更新日:2011-04-16 13:10:43