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小説

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「お腹すいたな・・・」
ほっとしたら、自分が昨日から何も食べていない事を知らせるように、お腹がなった。
嫦娥が戻ってくるまで、さすがにもちそうにない。
そう言えば、もう春だ。
つくしに菜の花、のびるなど、丁度、食べられる季節だ。

大きくなった今、そういうものを食べなくなったが、昔は嫦娥と一緒に拾いに行った。
変わってしまっているかもしれないが、ここにはこういうものが生えていると言うのも憶えていた。

・・・懐かしいな

適当な大きさの籠を台所で選ぶ、出かけようとした矢先だった。
家の入口から、蹴破るような激しい音がした。

「!?」
複数の足音、どう考えても家族のものではない
こんな事、初めてだが、この家の主である雪鳳はこの国を圧倒的な力で支配していた商に仕えていた
だが、その行いについていけなくなり、周に寝返り、商を滅ぼした人物だ。
恨みを買われ、家を襲う輩が居てもおかしくない。

どっ、どうしよう・・・

更新日:2011-04-03 02:32:38