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マキの決闘から一日がたった

「一話から登場しているから、そろそろ俺の番だろ」

神尾はまだ決闘をする相手が見つかってないらしい

「2年生はもう無理でしょうね」

「まあ頑張れ」

俺に言えるのはこれだけしかないからな、俺が神尾と決闘をすればいい話だけど、あまりやりたくないからな、こいつとは……

「おい、広場で生徒会長が5人相手に決闘してるってよ」

「あの風紀委員長が!!」

どこからかそんな声が聞こえてきた

「どうする、遊夜行く?」

「まあ、たまには他の奴の決闘を見るのもいいじゃないかな」

何せ学園一位、生徒会長兼風紀委員長。例外的生徒会長と風紀委員長なった人だからな、学園歴代最強といわれるその強さは半端じゃない。

「今回も俺の決闘、無いパターンじゃないかこれ…」

「あなたには、一生決闘の番が回ってこないじゃないかしら」

「あっそれありえるぜ」

「そんなぁ」

こんな話をしながら俺たち4人は、急いで広場に向かった。

更新日:2012-03-17 19:07:20

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