• 作品を探す:

小説

携帯でもPCでも書ける!

  • 9 / 12 ページ

4

「双樹・・・遅かったな」
「ごめんなさい、先生」

頭に布を巻き、顔は泣いた跡がある
その様子に雪鳳はさすがに心配になった。

「何があった?」
「木から落ちちゃったんです・・・それだけ」
困った様子で、双樹は答える

「まあ・・・」
少し考えて雪鳳は答えた。
「お前ぐらいの歳の男の子なら、よくある事じゃ・・・ただし、あまり無茶をするな」
「はい」
そういうと、双樹は夕食の支度に厨房へ引っ込んでゆく


それからしばらくして、もう一人少年が入ってきた。
・・・一瞬、誰だか解らなかった
それが解った瞬間、雪鳳は眉をしかめた。

「何があった?」
先ほどと同じ質問を嫦娥にする
嫦娥は一別すると
「別に?」
と言って、書斎部屋に引っ込んでいった。

「・・・・・」
訳がわからない
雪鳳は首をかしげた。

更新日:2011-03-19 17:48:50