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挿絵 112*102

ある所にそれはそれは美しい少女が居ました。

少女は空色の髪を風になびかせながら、美しいその姿で舞い踊ったそうです。

少女はいろいろな人から求愛されて人々を惑わせていました。

そんな少女は神様が創り出したある世界のお姫様でした。

少女はすくすくと美しいまま育ち、少女の結婚相手問題が起こりました。

―さぁこの子はどうするのかな?

―またこの子も私を楽しませてくれるのかな?

―この子はどう苦しみもがいてくれるのかな?

―楽しみだね

―期待してるよ

―私に退屈させないでね

そして神様は女の子に"人柱アリスの印"としてほっぺにクローバーを刻みました。

そして男達から求愛されていた少女のほっぺには・・・



冷めて絶望の色をした・・・


緑のクローバーが刻まれていたそうです。




更新日:2011-03-08 17:29:30

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