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「ちょっと待った」

『…なんですか?』

「こんな時間に一人で帰せるわけないだろ?
送っていくから」

真剣な目で私を見る。

『大丈夫ですって。真っ暗な所ばかり歩くわけじゃないし!』

と断ろうとするも

「何かあったら俺の責任になるって、さっき言わなかった?」

と金森主任は私の顔を覗き込んで言うと
ちゃり~んと右手に鍵を持ってずんずんと駐車場へ歩きだした。

もちろん私は引きずられるように連れて行かれた。

更新日:2011-02-21 05:24:15

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