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小説

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初めてのデート~電車編



雲ひとつ無い空の下、待ち合わせて
2人は冷え切った駅のホームへ歩いていく。
通り過ぎる電車の追い風に体を震わせ電車を待つ。
人ごみを掻き分け電車へ乗る。。
満席に溜息を仄めかせ、扉付近に陣をとる。
彼の右手が彼女の腰へ手が回る。。
それに体を預ける彼女。。
寄り添い、片時も離れない2人。
誰も寄せ付けない2人の世界だ。。

ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・・
電車が揺り揺られ、同時に体も揺り揺られ、
扉の窓は、吐く息と温もりで白く煙る。
そこへ、彼女の白い細い指が窓を触る。
『好き』と・・・。。2文字の言葉がその窓をなぞる・・・。
その彼女の頬は、ほんのり薄紅色。。
彼は、そっと髪を持ち上げ、おでこに口をやる。
2人の目には、うっすら涙がたまり、照れ笑い。
もう2人の世界には何も入れない。。
待ち来る目的地に到着です。

更新日:2008-12-28 17:11:38