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小説

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木枯らしに吹かれて


枯葉が舞い踊り、舞い落ちる
渦巻く風に、なびくマフラー・・・
二人歩く枯葉のじゅうたん。。。
冷える両手をさすり合う。
白く混じった息を両手に吹きかけて・・・
温める手袋の無い両手。
その手で、彼女の手を取り温める・・・
温めたその手は、もう離さない。。

繋がれた手。。
緊張と感動で、熱がこもる。
手のひらに汗を散りばめる。
照れを隠すようにその手を離し腕を組む。
ぐっと近づく二人。
気遣う彼女が、巻いてたマフラーを半分ほどく
冷えた白い顔で笑みを浮かべながら、
彼の首へそっとそれを巻く
二人は白い息を吐きながら、笑顔で見合わせる。
組んでた腕はほどかれて、自然と腰へ手が回る彼。。
それに任せるように、彼に身を寄せる彼女。
木枯らしに吹かれて、消えていく。。。

更新日:2008-12-28 17:10:23