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考えてみれば、ぼくは形を変えたときに、これ以上、小さくなれないほど小さくなってしまったのかも知れない。もしかしたら、目だけになっているのかも!
だから、ぼくはどのくらいの大きさになっていて、どういう形をしているのか、だれかに判断してもらいたかった。
だけど、ここにいるのは、けっきょく<ぼく>だけなのかも知れない。そう思うと、ぼくはやりきれない気持ちになった。
それでも、ぼくは白い部屋を進み続けた。もしかしたら、このまま永遠にさまよい続けるのかも知れない。はじまりも終わりもない世界。それが、ほんとうの<ぼく>?
そんなことを考えながら進んでいたら、遠くに小さな丸いものが見えてきた。ぼくはその丸に向かってスピードをあげたんだ。
だけど、どこまで行ってもその丸は大きくなってくれない。ぼくはあきらめて立ち止まったよ。どんな形になっても、移動するっていうのは疲れるものなんだ。
でも、ぼくはもうその場で移動しなくてよくなってしまったんだ。だって、つぎの瞬間、とつぜん、その丸が目の前に飛んできたんだから。
びっくりしたけど、うれしかったよ。ぼくはその丸に会いたかったんだもの。
その丸は、青い星だった。
「きみが12番目の画像なんだね」
そうは言ってみたものの、本当は自信がなかった。だって、とってもきれいなんだもの。これがよくない画像だなんて、どうしても思えなかった。そこで、ぼくはおもいきって聞いてみることにしたんだ。
だから、ぼくはどのくらいの大きさになっていて、どういう形をしているのか、だれかに判断してもらいたかった。
だけど、ここにいるのは、けっきょく<ぼく>だけなのかも知れない。そう思うと、ぼくはやりきれない気持ちになった。
それでも、ぼくは白い部屋を進み続けた。もしかしたら、このまま永遠にさまよい続けるのかも知れない。はじまりも終わりもない世界。それが、ほんとうの<ぼく>?
そんなことを考えながら進んでいたら、遠くに小さな丸いものが見えてきた。ぼくはその丸に向かってスピードをあげたんだ。
だけど、どこまで行ってもその丸は大きくなってくれない。ぼくはあきらめて立ち止まったよ。どんな形になっても、移動するっていうのは疲れるものなんだ。
でも、ぼくはもうその場で移動しなくてよくなってしまったんだ。だって、つぎの瞬間、とつぜん、その丸が目の前に飛んできたんだから。
びっくりしたけど、うれしかったよ。ぼくはその丸に会いたかったんだもの。
その丸は、青い星だった。
「きみが12番目の画像なんだね」
そうは言ってみたものの、本当は自信がなかった。だって、とってもきれいなんだもの。これがよくない画像だなんて、どうしても思えなかった。そこで、ぼくはおもいきって聞いてみることにしたんだ。
更新日:2009-01-01 14:48:31