官能小説

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正幸の手が、喜代子の脇に廻された。
喜美子は、彼が自分の身体を意識的に弄って(まさぐって)いる様に思えた。
脇の下に宛がわれた手が、浴衣の上からでは有るが、乳房部分を下から上へと意識的に摩っている様に思える。部屋に辿り着くまでの間、正幸は何度かそれを繰り返し、喜美子は黙ってなすがままに任せた。
部屋に入るなり、喜美子を驚かせる光景が目に入った。
部屋には既に蒲団が敷かれ、しかもその二組の蒲団が、寄り添う様に付けられていたのだ。
その事により、いやでも二人は、その事を意識させられたのである。
喜美子は蒲団の中に入っても、直ぐに眠る事が出来ずに居た。
これまでの事が、目まぐるしく頭の中を巡っていた。
息子が、自分を女として意識しているのが判る。
やはり、自分の危惧は当たっていたのかもしれない。
それを喜美子は、自分の身体を通して感じる事が出来た。
「母さん・・もう寝た?」
お互いに背を向ける様に、喜美子と正幸は寝ていた。
正幸がその喜美子に声をかけた。
「何?」
喜美子は背中を向けたまま、息子の問い掛けに応えた。
「そっちの蒲団に行ってもいい?」
喜美子は、息子のその言葉を何となく予測していた。
「何言っているの、そんな事だめよ!」
間を開けずに、喜美子が強く言い放ったのは、その事への警戒感が有ったからに他ならない。
「母さんが嫌でも、僕は行くよ。」
喜美子の返事を無視して、正幸はさらにそう言った。
「だめ・・、だめよ。」
喜美子の言葉が乱れた。
しかし、正幸は動いた。

更新日:2010-12-07 19:28:45

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