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贅沢なる迷い

夏休みは心身ともに激務だった千鶴。

夏休み後半、複数のサーフィン大会も無事に終わり、その内一度は優勝と言う快挙であった。


夏休みが明け、学校に行くと、廊下で担任に声をかけられた。


「その様子じゃ、上手く仲直り出来たようだな?」


「ご心配をおかけしてすみませんでした。」


「お前は子供でも大人でもない、中途半端な時期だ。何でもかんでも一人で抱え込むんじゃないぞ?」


千鶴は、その意味を一ヶ月後に理解することになるとは思わなかった。

更新日:2011-03-11 00:01:44

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