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急接近

千鶴は自宅に戻った後、お風呂に入り、複習の為に机で教科書とノートをチェックしていた。


「♪〜」


こんな時間に誰からメールだろう?

そう思いながら携帯を開くと、土方からだった。

そう言えば、お風呂に入る前、今日のお礼のメールをしたんだっけと思いつつ・・・


『千鶴、もう寝てるだろうな。俺の方も家に着いた。週末、空いてるなら会いたい。急ぎじゃなくていいから連絡をくれ。』



正直、千鶴は迷っていた。


さっき歳三さんは年齢差なんか気にしないって言ってくれたけど・・・


自分はしがない高校生だし・・・


千鶴は机の上に置いた名刺に目線を移す。


そう言えば、名刺なのに会社名とか書いてない。


名前と、自宅と携帯番号とアドレスしか書いてない。

「お仕事は何をしてるんだろう・・・?」


先週からの目まぐるしい出来事の連続に、復習する気も起きず、ベッドに潜り込んだ千鶴だった。




翌朝、日の出と共に起きて、千鶴は毎朝の日課の波チェックをする。


「今日もいい波!」


早速ウエットに着替え、ボードを持ち海へと歩く。


今日の波は気持ちがいい!


ふと時計を見ると、いつもの時間。


「もうそろそろ学校の仕度しなきゃ・・・」


海から上がり、千鶴は家へと急ぐ。


シャワーを浴び、簡単な朝食をささっと食べ、着替えて登校する。


通学路に出た所で、親友に会い、たわいのない話をしながら校門をくぐっていた。







更新日:2010-11-19 17:26:23

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