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それなのに・・・まるで今までの憂鬱な日が、
突然、嵐のように吹き飛んだように思われた。
-今まで歩き出していた闇の中から一筋の光が差したようだった。
『あの人』に会ってないのに・・・?「再開」もしてないのに・・・?
『あの人』と約束の小指の温もりが消えたのにどうして・・・?
そう思って夢はならなかった。
そう思った後、ふと夢は机の椅子にある鞄を見た。
そこにはさっき詩音と帰ってた時に自分が持っていた鞄だった。
鞄にわずかな朝トラックに轢かれそうになった拍子に、鞄に傷が一つ出来ていた。
-まるで朝にトラックに轢かれそうだった(証拠)のように。
「・・・・・朝のトラックに轢かれそうだった時、確かに詩音くんに似てたけど・・・」
それを見て夢は呟く。その後、夢はベッドから起き上がった。
「・・・・・やっぱり違ったのかな・・・。
・・・今度、言いにくいけど詩音くんに聞いてみようかな・・・」
そう考え、呟くと夢はベッドの中に入り、目を瞑って寝息をたてはじめた。
-まさか、この日から「運命の日」のカウントダウンが
始まっていたなんて夢もそして誰にも気づいていなかった。
-ただ『二人』を抜いて・・・・・・。
突然、嵐のように吹き飛んだように思われた。
-今まで歩き出していた闇の中から一筋の光が差したようだった。
『あの人』に会ってないのに・・・?「再開」もしてないのに・・・?
『あの人』と約束の小指の温もりが消えたのにどうして・・・?
そう思って夢はならなかった。
そう思った後、ふと夢は机の椅子にある鞄を見た。
そこにはさっき詩音と帰ってた時に自分が持っていた鞄だった。
鞄にわずかな朝トラックに轢かれそうになった拍子に、鞄に傷が一つ出来ていた。
-まるで朝にトラックに轢かれそうだった(証拠)のように。
「・・・・・朝のトラックに轢かれそうだった時、確かに詩音くんに似てたけど・・・」
それを見て夢は呟く。その後、夢はベッドから起き上がった。
「・・・・・やっぱり違ったのかな・・・。
・・・今度、言いにくいけど詩音くんに聞いてみようかな・・・」
そう考え、呟くと夢はベッドの中に入り、目を瞑って寝息をたてはじめた。
-まさか、この日から「運命の日」のカウントダウンが
始まっていたなんて夢もそして誰にも気づいていなかった。
-ただ『二人』を抜いて・・・・・・。
更新日:2011-11-13 22:07:23