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僕らの夢

僕らはあの時、あの場所で出合ったから、今の僕らがあるんだ。そう私は思った。
二年前の夏、僕たちが出会った次の日。
私はまたあの場所へ行くことにした。その日は、またコンビニでお茶とガムを買ってあの場所へむかった。今日は坊主に飲まれても自分の飲む分があるように、2リットルサイズのペットボトルを買った。この前は500ミリリットルのやつを少し上げたつもりがおよそ3分の2くらいも飲まれてしまった。正直最悪だった。私はその経験をいかした。
コンビニから10分くらい歩いたところにその場所はある。
そして、その場所にはやはり昨日の青年坊主がいた。坊主はこの前は野球をやっていたが、今日はサッカーをしていた。坊主はサッカーが苦手なのかあまりやる気がなさそうにみんなとサッカーをしていた。やる気がなかったせいか私が来たことにすぐに気がついた。そして坊主は、すぐさまこっちに走ってきて、「おい、一口」と言ってきた。
この前とは違って私もなんのことかすぐにわかって、お茶を渡した。
坊主はおよそ2分の1は飲んだだろう。一口と自分で言ってたくせに、坊主は一口また一口と五口くらい飲んでいきやがった。
坊主はサッカーをして汗をかいていたのか、普通の人の倍の汗のにおいが体中から出していた。
私はなるべく近寄りたくなかったので、坊主から少し離れて座った。

更新日:2010-09-30 23:37:50

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