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出会い

西暦2010年
場所はとやま県そこにある1人の青年がいた。
その少年は太陽の下で輝きを放ち、ひときわ目立つ体格をしていた。その青年はおそらく、誰に「あの人の第一印象は?」と聞いても「太ってる」と言うはずだ。
その少年は帽子をかぶっており、なにやらボールを投げていた。おそらく野球をしているのだろう。
そのまま見ていると・・やはり彼は野球をしていた。
彼はかなり長打選手なんだと予想した。なぜなら体格がいいからである。
まぁどうでもいい。
さっきから彼の行動を遠くからだが、ずっと見ていたが何か彼は自分に自身があるように、私には見れた。いや、たぶん誰の目から見てもそのように見えるはずだ。
そのままずっと見ていると彼はこちらが見ていることに気付いたのか、こっちをぎょろぎょろと見ている。私は構わず、彼をにらみつけるように見ていた。そのうち、彼はだんだんと近づいてきたのだ!
私はさすがにやばいと思い、彼から目をそらし違うことをしている人間になろうとした。だが彼は私に近づいてきて、言葉を発してきた。
「ちょ、一口」
私は何をいっているのかさっぱりわからなかった。
彼はまた「ちょ、一口」といった。
私は何がなんだか全くわからず、困っていると、彼は「聞いてる?」といってきたので、私は一応「聞いてるよ」と話した。
彼は「ちょ、お前の名前は?」と聞いてきた。
私はすこし驚いたが、すこし考えて答えた。「のっぽだよ」もちろん私の名前はのっぽなんかではない。まぁ、この前までいろんな人にはのっぽと言われていたのは事実だった。私は、呼ばれかたは変える気はなかったのでそのままのっぽといった。そのほうがいろいろと楽だった。
彼は、「のっぽって言うのか」と少し笑いながら答えた。私はなぜかその反応に腹がたったが、気にせず会話を続けることにした。
「お前の名前はなんなんだよ」と少し口調を変えて言った。
彼はおそらく名前を言ったのだが私は少し頭に血が昇っていたのであまり聞いていなかった。
だから私は、「まぁ、お前は坊主でいいだろ」と言った。彼は少しにらみつけるようにこっちを見たが私は目をそらして気付かないふりをした。
すると彼は、また「ちょ、一口」と言い出した。
私はなんのことだか、やっぱりわからなかったので「坊主!なんのこと?」と聞いてみることにした。すると坊主は「そのお茶や!!」と怒った口調で言った。
私は来る途中コンビニによって、お茶とガムを買ってきていたのだ。
そう、坊主ははじめ見ず知らずの人にお茶を一口もらおうと迫ってきたのであった。私は正直おどろきを隠し切れていなかった。
私が驚いているうちに、坊主は勝手にお茶を取り出しそのお茶を飲んでいた。
坊主は「このお茶、濃いな~~」と言った。まぁそりゃ濃いはずである。そのお茶のパッケージには濃いお茶1.2倍と書いていたのだから。
その濃いお茶を飲み、坊主はまた野球をしに戻っていった。帰り際に坊主は、また明日も買ってこいよ的なことを言っていた。
これが、私、のっぽと一口青年坊主との出会いである。

更新日:2010-09-23 21:01:03

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