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私は、ここまでのインタビュー記事を読んで・・まるで私に言ってくれているメッセージじゃないかって・・・

「これ・・・私へのメッセージ・・・かな?」

「そうやと思うよ・・」

「でも・・・違うかったら、勘違いも甚だしくて笑えるよね?」

「あはは」
お母さんと私で、そんな些細なことで笑い合った。
その後、お母さんは教えてくれた。
この最後の記事のところで、チャンミンにこういう風に想われたシンデレラガールは誰なのか?っていうのが話題になって・・・。

それがまた記事になっていたこと。

それに対し、チャンミンはこう応えたこと。

-本人がこれを見てくれたら・・・その本人に伝われば・・・僕にとってはそれでいいことです-

と・・・。

あまりにもチャンミンらしくもあり、それが私なんじゃないかって思うと・・・なんだかとてもくすぐったい。

「こんなんじゃ分からないよ・・・。伝わらないよ・・・。もしかしたら、勘違いかも?って思うじゃない。ちゃんとストレートに言ってよ?」

でも・・ありがとう^^
さっきまで、なんだか自分までチャンミンの落ちていった世界に引きずり込まれてしまうんじゃないかっていうくらいの気持ちだったのに、もう・・・「ありがとう」なんて言って笑っちゃって。

チャンミンの言葉に一喜一憂していたあの頃。
今だって、その時となんら変わらない。

私って、全く成長していないのかな・・・。
昔も今も良くも悪くもチャンミンに振り回されて・・・
チャンミンは・・・成長しているのに・・・もう前を向いているのに・・・。

もう・・・!!あきらめられないじゃない。
チャンミンに会いたいじゃない!!

会わなきゃ・・・後悔するよ・・・。

「私・・・チャンミンに会いに行く。」

「大丈夫なん?そんな体で?」

「大丈夫、今会わなきゃ、絶対後悔する!」

「分かった、お母さんも協力するから、会っておいで!」

更新日:2010-09-23 19:28:38

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【東方神起小説】もうここにはいない-続編-