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こんなところじゃなんだから・・・そう言って、私をスタッフルームまで連れて行ってくれた。
私は、こんなに迷惑をかけたのに、心配をかけたのに・・・それでも私を責める訳でもなく・・・本当のヌナのように接してくれる彼女に凄く安心して・・・。
今まであったことを全て話した。

ヌナは・・ずっと聞いてくれて・・

辛かったね・・・

と頭を撫でてくれた。

でも、今日のライブの感想を話した時には・・・ヌナも本当に嬉しそうに・・・楽しそうに聞いてくれて。

まるで・・・一緒に見ていたかのように、感じれるくらいだった。

チャンミンと私の子供のことも・・そして今日・・・会えなかったら私はこの子と二人で人生を歩む決意をしていること・・・全てを話した。

すると、ヌナは何かを決意したようにスクッと立ち上がり、「ちょっと残りの仕事片付けてくるから」そう言って部屋を出て行った。

私は、待てど戻ってこないヌナを・・・そして、会いたくても会えないチャンミンを思いながら・・疲れもあってかすっかり眠ってしまっていた。



更新日:2010-10-09 14:14:42

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【東方神起小説】もうここにはいない-続編-