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あなたの行方を捜して・・・

3階くらいの高さからでは、客席にいる人の顔なんて見えない。

僕は目を瞑った。
あなたの姿を気配で探す為。
そして・・・どこかで見ているかもしれないあなたに生まれ変わった僕の姿を見せる為、そして・・・認めてもらう為・・・全身の力を体に溜めて、そして光が当たった瞬間、いっきに吐き出した。

もちろん、本当にそんなことができたら僕はスーパーマンにでもなれたでしょう。
そんな訳ないですよ・・・ただ、気持ちだけ。

それぐらい、このステージにかける僕の気持ちは半端なものではないってことです。

気を吐きだすと共に・・・

ズンズンチャ ズンズンチャ
僕とユノはこの音楽に合わせてステージに降り立つ。
その音楽が流れた瞬間・・・

「チャンミーーン!!」
僕を呼ぶ声がする。

それは、あっちでもこっちでも、会場全体で響き渡っていた。
僕は・・やっと目を開いて客席を見ることができた。

怖かったから・・・。

でも・・・僕は、このステージに立ててよかった・・・・本当に良かった・・と・・・この声援で・・・やっと感じることができたんです。

やっと・・・。

長かったな・・・。










-あなたは・・・どこにいますか?-

更新日:2010-10-01 00:17:22

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【東方神起小説】もうここにはいない-続編-