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3章~約束の10日間~
私は、チャンミンにお願いされたとおり、毎日毎日チャンミンの撮影が終わったら一緒にご飯を食べながら過ごした。
チャンミンとのこの猶予は今日から10日間。
嬉しいようなさびしいような、そんな複雑な気持ちを抱えながら1日1日のカウントダウンが始まった。
-後10日-
今日は、チャンミンとチャンミンの大好きなカレーを食べた。
チャンミンは今日はダイエットだと言って、いつもは人の何倍も食べるくせに、今日は1人前。
足りるのかな?と心配になりながらも、チャンミンはあっという間にご飯を食べ終わらせた。
チャンミンは本当にご飯をおいしそうにそしてキレイに食べる。
モグモグとでも言いながら食べてるようにしっかりと噛み締める。
ただ、一口はあの小さな顔からは想像できないくらい大量に流し込む。
だから、私が半分も食べ終わらないうちに完食していた。
「食べるのおっそいですねぇ^^」
「違うよ!チャンミンが早すぎるんだよ!!!」
「あぁ・・足りない!!こんなんじゃ足りないですよぉ・・・・」
「私の食べる?」
あまりにも、私のカレーを見ながらお腹が空いたと言うので、食べるかどうか聞いてみた。
「んんん~・・・あぁ゛~誘惑しないで下さい!僕は今ダイエット中なんですよぉぉぉ!!!」
「ごめんごめん・・だって、あまりにも欲しそうにしてたから^^」
「だってぇ・・・・」
チャンミンは少しホッペを膨らませ、相変わらず私のカレーを見る。
「じゃあ、一口だけ!はいっ!」
そう言って、私はチャンミンの口にスプーンにできる限りのせた一口のカレーを運ぶ。
すると、チャンミンは嬉しそうに左手を添えて不器用にそのカレーを受け止める。
その笑顔はたまらなく幸せそうで、見てる私もニタニタしてしまう程だった。
私は、その笑顔を見て、明日はチャンミンにご飯を作ってあげようと決めた。
ただ、私には買い物に行く場所もお金もない。
私は、あのヌナにお願いをしにいく決心をし、チャンミンにたずねる。
「ねぇ?明日は何が食べたいですか?」
「う~ん・・・久しぶりにラーメンが食べたいっすねぇ^^」
「他のものは?」
だって、ラーメンなんて誰でも作れるし、ラーメンだったら食べに行ったほうがマシだし・・・。
「ん~・・・」
チャンミンは顎に手を置き、考えるまねをする。
あまりにも真剣に考える姿は、テレビと何も変わらないチャンミン。
「何でもいいですよぉ?そんな深く考えなくても・・・」
「ん~・・・」
「あはははは。ほんとチャンミンって真面目っ!」
「そうですか?真面目ですか?でも食べたいものあり過ぎて困ってるんです。カツ丼も食べたいし、ハンバーグも食べたいし、鍋もカニもお好み焼きも食べたいですよ・・・」
「ブッwww」
私は、思わず吹き出してしまった。
「何で笑いますか?」
「だって・・・面白すぎるでしょ?チャンミン!やっぱり最強です^^」
そう言うと、チャンミンも一緒に笑ってくれて、1日目は終了した。
チャンミンとのこの猶予は今日から10日間。
嬉しいようなさびしいような、そんな複雑な気持ちを抱えながら1日1日のカウントダウンが始まった。
-後10日-
今日は、チャンミンとチャンミンの大好きなカレーを食べた。
チャンミンは今日はダイエットだと言って、いつもは人の何倍も食べるくせに、今日は1人前。
足りるのかな?と心配になりながらも、チャンミンはあっという間にご飯を食べ終わらせた。
チャンミンは本当にご飯をおいしそうにそしてキレイに食べる。
モグモグとでも言いながら食べてるようにしっかりと噛み締める。
ただ、一口はあの小さな顔からは想像できないくらい大量に流し込む。
だから、私が半分も食べ終わらないうちに完食していた。
「食べるのおっそいですねぇ^^」
「違うよ!チャンミンが早すぎるんだよ!!!」
「あぁ・・足りない!!こんなんじゃ足りないですよぉ・・・・」
「私の食べる?」
あまりにも、私のカレーを見ながらお腹が空いたと言うので、食べるかどうか聞いてみた。
「んんん~・・・あぁ゛~誘惑しないで下さい!僕は今ダイエット中なんですよぉぉぉ!!!」
「ごめんごめん・・だって、あまりにも欲しそうにしてたから^^」
「だってぇ・・・・」
チャンミンは少しホッペを膨らませ、相変わらず私のカレーを見る。
「じゃあ、一口だけ!はいっ!」
そう言って、私はチャンミンの口にスプーンにできる限りのせた一口のカレーを運ぶ。
すると、チャンミンは嬉しそうに左手を添えて不器用にそのカレーを受け止める。
その笑顔はたまらなく幸せそうで、見てる私もニタニタしてしまう程だった。
私は、その笑顔を見て、明日はチャンミンにご飯を作ってあげようと決めた。
ただ、私には買い物に行く場所もお金もない。
私は、あのヌナにお願いをしにいく決心をし、チャンミンにたずねる。
「ねぇ?明日は何が食べたいですか?」
「う~ん・・・久しぶりにラーメンが食べたいっすねぇ^^」
「他のものは?」
だって、ラーメンなんて誰でも作れるし、ラーメンだったら食べに行ったほうがマシだし・・・。
「ん~・・・」
チャンミンは顎に手を置き、考えるまねをする。
あまりにも真剣に考える姿は、テレビと何も変わらないチャンミン。
「何でもいいですよぉ?そんな深く考えなくても・・・」
「ん~・・・」
「あはははは。ほんとチャンミンって真面目っ!」
「そうですか?真面目ですか?でも食べたいものあり過ぎて困ってるんです。カツ丼も食べたいし、ハンバーグも食べたいし、鍋もカニもお好み焼きも食べたいですよ・・・」
「ブッwww」
私は、思わず吹き出してしまった。
「何で笑いますか?」
「だって・・・面白すぎるでしょ?チャンミン!やっぱり最強です^^」
そう言うと、チャンミンも一緒に笑ってくれて、1日目は終了した。
更新日:2010-08-29 00:34:39