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登場人物紹介。

※年齢は717年当時
※史実略歴については本編では詳しく触れていません

☆下道真備(しもつみちのまきび) マッキー
・22歳 大和国下道出身 留学生
常識人で世話好き。暴走しがちな玄ちゃんやまぁくんをよくなだめます。
三度の飯より学ぶことが大好き。写書も写経も何のその。理のない話は嫌い。
一度お勉強に没頭すると食事の時間に呼んでも来なくなり、三日三晩は平気で徹夜します。その後死んだように寝ます。
歌や詩は苦手ですが、字は劇的にうまいです。

(史実略歴)
父は右衛士少尉だった下道圀勝(くにかつ)。
長安へ入るとすぐ、四門学の趙玄黙から出張講義を受けます。
太学にも入って儒学、天文学、音楽、兵学などを学び、現物集めにも精を出しています。
帰国時には経書、暦、楽器、武器などを日本に持ち込みました。
右衛士督や阿倍内親王の先生を務め、晩年には再び唐へ渡り、鑑真を連れて帰ってきます。
朝廷から吉備姓をもらい、最終的には右大臣まで登り詰めています。


☆玄昉(げんぼう) 玄ちゃん
・24歳 大和国出身 学問僧
遊び好き。自慢話大好き。お酒はもっと好きです。
勉強と修行は出世落ちしない程度に、きっちりちゃっかりやっています。
対等にしゃべるのはマッキーとだけ、頭が上がらないのは師匠だけ、あとは上から目線です。
大事には肝っ玉がでんと据わります。

(史実略歴)
入唐後は長安の内道場に入り、後に法相宗の智周師に学びました。
その後洛陽へ行き、大福先寺で修行します。玄宗から紫の袈裟までもらっています。
帰国時には一切経五千巻をかかえていました。
興福寺で教授後、海龍王寺の初代住持となり多くの弟子を育てます。
聖武天皇の母藤原宮子の精神病の治療にもあたりました。


☆阿倍仲麻呂(あべのなかまろ) 仲くん
・19歳 大和国出身 留学生
まじめで折り目正しく、いつもにこにこしています。誰とでも器用に付き合えるタイプ。
努力する姿を人には見せず、水面下でやってのけてケロリとしているやり手くん。
先輩たちのことはたいへん尊敬し、後輩のことはとてもかわいがっています。

(史実略歴)
父は中務大輔だった阿倍船守(ふなもり)。
唐名は朝衡(ちょうこう・晁衡とも)。
入唐後、太学を卒業して科挙をパスし、校書、左拾遺、左補闕、秘書監、安南節度使など順調に出世。
詩人の王維、李白、杜甫とも交流がありました。
日本には帰国せず、唐で生涯を終えた人です。
たぶん晩年は、玄宗と楊貴妃の都落ちとか同行したんじゃないかな…。


☆井真成(いのまなり) まぁくん
・18歳 河内国出身? 留学生
一番年下なので先輩3人から集中的にかわいがられており、本人も伸び伸びとしています。
年の近い仲くんと行動することが多いです。
4人の中で一番勉強熱心。体調を崩しても教科書手放しません。がんばり屋さんです。

(史実略歴)
井姓は唐名。日本名はわかっていません。
717年に遣唐留学生として、真備たちとともに唐へ渡りました。
勉強熱心、猛烈に努力しまくっていてその活躍ぶりは唐の宮廷で噂されるほどでした。
2004年に中国の西安で墓誌が見つかり、初めて存在が確認された人です。


☆下道由利(しもつみちのゆり) ゆりちゃん
・17歳 大和国下道出身
マッキーの妹。
お母さんと一緒に畑を耕しながら、唐に出かけているお兄ちゃんの帰りを待っています。
字がうまいです。

(史実略歴)
お兄ちゃんの出世とともに称徳天皇に重用され、晩年には典蔵のお仕事をしていました。
天皇が病に倒れその後亡くなるまで、ただ1人臥内に出入りを許されていた人です。


☆麒麟(きりん)
中国のどこかに住んでいる生き物です。

更新日:2010-09-28 18:39:00

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