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プロローグ(特技は体から電気をビリビリと出せることです)
いつものように特撮部部室で、「鉄道戦士SLマン」をみんなで見ていると、これまたいつものように
「緊急指令!緊急指令!市街地にドールが出現!繰り返します‥‥」
と、美声なアナウンスが響く。相変わらずいい声だな~。
「はぁ~……。あいつら市街地以外に来ると来ないのかな?」
部員の中の紅一点。紅なのに、きれいなオレンジ色の髪をした美少女。奏代美篶がそうつぶやく。まったくだな。
「仕方ないじゃないですか。やつら人を襲いに来てるんですから……」
黒髪にツンツン頭をした俺と美篶の後輩にあたる香羽良焔が、美篶を抑える様に言う。お疲れ様……。
「おい、愚痴は後で聞くから早く行くぞー」
俺がそう言うと、二人は「分かってる」と言わんばかりの声色で『は~い』と二人仲良く応えた。やる気あるのか?こいつら……。
俺は、電気を良く通す刀〈にゃんこ丸(命名美篶)〉と愛銃の〈モーゼルミリタリー〉を9ミリパラベラム弾と一緒にベルトにつけ、三人と一緒に車に乗り込んだ。
「緊急指令!緊急指令!市街地にドールが出現!繰り返します‥‥」
と、美声なアナウンスが響く。相変わらずいい声だな~。
「はぁ~……。あいつら市街地以外に来ると来ないのかな?」
部員の中の紅一点。紅なのに、きれいなオレンジ色の髪をした美少女。奏代美篶がそうつぶやく。まったくだな。
「仕方ないじゃないですか。やつら人を襲いに来てるんですから……」
黒髪にツンツン頭をした俺と美篶の後輩にあたる香羽良焔が、美篶を抑える様に言う。お疲れ様……。
「おい、愚痴は後で聞くから早く行くぞー」
俺がそう言うと、二人は「分かってる」と言わんばかりの声色で『は~い』と二人仲良く応えた。やる気あるのか?こいつら……。
俺は、電気を良く通す刀〈にゃんこ丸(命名美篶)〉と愛銃の〈モーゼルミリタリー〉を9ミリパラベラム弾と一緒にベルトにつけ、三人と一緒に車に乗り込んだ。
更新日:2010-08-17 19:49:07