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『存在』  2



柳川☆は3年前に強者☆の組織


『NEOS』 と抗争を起こしていた

死者 10名 死傷者 30名





事の発端は些細な事からだったが・・・ 

互いのメンツを掛けた壮大な抗争だった

元は同じムジナ 3年前の抗争により 2分された。




勢力の強い 強者☆ 『NEOS』



新しい時代を自分等が築き上げると言う意味合いを込めてる

こちゃりんの口利きもあり 柳川☆は新組織 『JUSTICE』



どんな物にも負けない 己の正義を貫き通す意志を意味合いとしてる

こうやって 強者☆と柳川☆は対立関係になってしまったのである。



柳川☆『でも 今更 強者☆と上手くやれる訳無いですよ・・こちゃさん・・』


こちゃりん『話せば分かる奴や・・ワシに任せとけ・・』


柳川☆『・・はい』




実際の所・・・ 



柳川☆本人も強者☆の力を借りたいのが本音であった。

強者☆自体は HEAVENSの動きには気づいているようだったが・・・何も動きは見せることは無かった・・。



柳川☆『強者☆か・・・こちゃさん・・奴は動きますかね?』



こちゃりん『どうやろな・・・お前が動けば・・何かはするだろうな・・』


柳川☆『自分がですか?』


こちゃりん『アイツはただでは動かん・・金でも動かん・・・』


柳川☆『やっぱり・・・アイツは信用ならんですよ・・・単独で仕掛けます』


信☆『関東風情が調子に乗りよって・・言わせましょう!・・柳川☆さん』


こちゃりん『少し・・ワシに時間をくれや・・・』


柳川☆『何しますのん?』


こちゃりん『色々 調べるわ・・・』






柳川☆『・・・・』




こちゃりんの意味有りげな言葉に柳川☆は少し 様子を見ることにした。

ただ ジャニスと揉めても勝ち目が無いのが明確だったからだ。



柳川☆『こちゃさん・・・ひとつ・・いいですか・・?強者☆に話す時にうちが協力要請をしてるような言い回し避けてもらいたいんです・・。』



こちゃりん『何でやねん・・互いに協力し潰す話に持っていったほうがええやろ』



柳川☆『・・・それやったら・・自分で言いますわ・・』


こちゃりん『何にせよ・・関東の話を何処まで知っているか聞いてくるわ』


柳川☆『・・・はい・・』



柳川☆は自分だけの組織で何とかしたい 
それが本音であったが 勢力や人数ではHEAVENSには敵わない・・



そこを考えると 腹立たしく また こちゃりんの言いなりにならざる終えないジレンマに葛藤した・・。



更新日:2010-07-17 02:20:14

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