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第三章 『思惑』




よ☆ の計らいで 魔神☆とカリギュラ☆はそのまま スィートルームに滞在する事になった





CHAOSの連中は 部屋を退室した・・・。











『魔神☆さん ひやひや物でしたよ・・』





『そうか(笑)意外と話の分かる男だと思ってよ・・じゃなきゃ ジャニスも俺等に任せるわけ無いだろ』





『なるほど・・』










魔神☆はジャニスに電話を入れ報告した



小声で色々話をしてる魔神☆をカリギュラ☆は見ていた・・・。



魔神☆全てを語る男でない故 カリギュラ☆には謎だらけでもあった。



電話が終わり 魔神☆が言った







『カリギュラ☆・・ジャニスには内密に強者☆に付いて調べてくれ・・・それと・・恐らく今日は食事会になるだろう・・よ☆さんに信用してもらうように 下手を打つなよ・・』





『分かりました・・ですが・・強者☆の件は・・何故ですか?』





『はっ?・・・興味があるからだよ』





『それだけですか?』





『そっ!それだけ』








カリギュラ☆は魔神☆のこういう所が好きだった







『如いて言うなればだな・・ジャニスを守るためだな・・(笑)』





『分かりました』













夕刻・・・CHAOSの岩☆が迎えに来た







『コンコン』







『はい』





カリギュラ☆が扉を開けた  出迎えに 岩☆が来ていた








岩☆『お迎えに参りました。空港では失礼致しました 私の名は岩☆ CHAOS東北支部を任されています』





魔神☆『あのさ・・・刺された彼・・大丈夫だった(笑)』





岩☆『世直しJですか・・彼は軽傷だったようです・・と 代表から伝えるよう言われてます・・・』





カリ『・・・』





魔神☆『そっ!良かった良かった・・じゃ 岩☆さん 行きましょうか・・・』








全然心配もしてない魔神☆だったが・・・ 





敢えて口に出して聞く・・こう言った行動が大事なんだと・・カリギュラ☆は改めて感じた







ホテルのロビーに行くと よ☆が出向いた・・







『魔神☆さん カリギュラ☆さん あの後 ジャニスから連絡が入りましてね いちお・・そちらの要望には答える方向で考える事にした』





『ありがとうございます よ☆さん・・では 今日は派手に行きますか!!!』





『アイスピックは無しで頼むぜ!(笑)』





CHAOS 魔神☆・カリギュラ☆は札幌の夜の街へと向った・・・







よ☆始めCHAOSメンバーと魔神☆・カリギュラ☆は料亭に連れ出された。














CHAOSの最高権力者 『よ☆』





その勢力は 北海道のみならず 東北6県を占める大きさだった。



現在のHEAVENSより大きな規模で展開してた。







東北でも 岩☆ 世直し この2人の実力は全国レベルでも引けを取らないくらいの人間でもあった。



よ☆に気に入られ 道内から 東北を任された人物でもある。



忠誠心が強く・・よ☆の為ならば 自分の命すら投げ出すような男であった。





宴の最中(さなか)・・岩☆はよ☆に近寄り 話をした。








『代表・・自分は世直しの件・・納得いかないんですが・・・』





『・・・気持ちは分かる・・だがな・・組織と言うものは非があっても無くとも 折れなければならない時もある・・あの場合・・先に手を出したのはこっちだ・・』





『・・・しかし・・・あれは・・』

更新日:2010-08-11 10:42:46

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