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見つけたよ!
「見てごらん、ミモマム。あの家だよ」
「家中、明かりがついているから、きっとあの家にちがいないわね。
オコチカバー、さあ早く行きましょう」
木の枝にとまって、ひといきついているオコチカバーを後にのこして、
ミモマムはツバメのように飛んで丘を下って行きました。
オコチカバーは、おくれちゃたいへんと、あわててミモマムの後をおい、
二人は一けんの家の入り口に着きました。
「さあ、どこから入ろうかしら?」
ミモマムは考えました。
オコチカバーはぐるりと家のまわりをまわって、屋根の下のかべにとりつけた、
空気口を見つけました。
「あそこから入ろう。
じゅうぶんな大きさだから、すっと入り込めるぞ」
二人は空気口から入ってキッチンのテーブルの上にまいおりると、
家の中はしーんとしずまり返っていました。
「まさに、あらしの前のしずけさね。
とにかく間に合って良かったわ」
二人はほっと息をつきました。
「家中、明かりがついているから、きっとあの家にちがいないわね。
オコチカバー、さあ早く行きましょう」
木の枝にとまって、ひといきついているオコチカバーを後にのこして、
ミモマムはツバメのように飛んで丘を下って行きました。
オコチカバーは、おくれちゃたいへんと、あわててミモマムの後をおい、
二人は一けんの家の入り口に着きました。
「さあ、どこから入ろうかしら?」
ミモマムは考えました。
オコチカバーはぐるりと家のまわりをまわって、屋根の下のかべにとりつけた、
空気口を見つけました。
「あそこから入ろう。
じゅうぶんな大きさだから、すっと入り込めるぞ」
二人は空気口から入ってキッチンのテーブルの上にまいおりると、
家の中はしーんとしずまり返っていました。
「まさに、あらしの前のしずけさね。
とにかく間に合って良かったわ」
二人はほっと息をつきました。
更新日:2010-06-14 14:04:37